作品紹介まんが へっぽこくん
作品紹介 ほえほえー、ちゅいーん。ずーれーしか描けないそうです、恥ずかしくて。そうそう、短編集っす。
成年コミックっすー。十八歳未満のひとは気をつけるっすよ、お店のひとを困らせちゃいけないっす。
エロまんがの世界では、女同士物は敗退の歴史を歩んできました。1980年代末にはふたなりが現れ、1990年代半ばにはショタが現れました。これらの勢力に押され、女同士物は後退に次ぐ後退を余儀なくされて今日に至っています。
しかし今日、ついに女同士物の逆襲がはじまった、という兆候が至るところに見られます。少なくとも、最悪の時期は脱したようです。
シチュエーションです。構図です。行為です。かくも完璧に、かくも理想的に女同士物の論理を貫徹したエロまんがは、ほかにありません。女同士物のエロまんがを手がけようとするなら、必ず参考にすべき一冊です。
たとえエロまんがを手がけるのではなくても、世界最強を目指すのなら、必ず読むべきです。
へっぽこくんの単行本はほかに、『ガールズ☆ガーデン』（久保書店）、『恋愛少女』（松文館）があります。
久保書店 2001年9月5日発行