ここ数年、自転車のトレーニングをしている。
単調に進歩するだけの話をしてもつまらないので、これまでは何も書かずにいた。しかしここ1年ばかり、ほとんど進歩していない。なにがどうなって進歩しないのかを記録することを通じて、進歩という概念を見直してゆきたい。
測定なくして改善なし。私が採用するベンチマークは以下の2つ。
・5MP(5分間の最大出力) 現在229W
・60MP(60分間の最大出力) 現在188W
なお出力はPowerTapで計測している。
ワークアウトの種類は以下の4つ。
・5MPターゲット 5MPのやや上を狙って4分間~レスト3分間のインターバルを4回
・60MPターゲット 60MPを狙って60分間
・レジスタンストレーニング
・ロングライド 100km前後
中心とするワークアウトを4週間程度の期間で変える(ピリオダイゼーション)。ちなみに現在はレジスタンストレーニングが中心。
以下のことは度外視する。
・コーナリングや集団走行の技術
・高度なペダリング技術
・ヒルクライム、スプリント
・イベントへの参加
中心とするワークアウトを変えるたびに、トレーニング実績の概要とベンチマークをここに記録してゆく予定。5MPと60MPをベンチマークに選んだ理由や、上記4つのワークアウトを選んだ理由なども、そのときについでに記したい。
とりあえず今回の一言――HIITは効かない。タバタプロトコルを自分で試したが、上記のベンチマークには効かなかったし、ワークアウト自体の強度も数回で頭打ちになった。文献でも否定的な報告が多い。時間がないならレジスタンストレーニングをやったほうがマシ。