プリティ・タフ

まんが 佐野タカシ

作品紹介

 学園一の美少女が、お子様味のめがねっ娘にめろめろになって、ひたすら情熱的にいちゃいちゃします。
 互いに「なりりん」「めぐめぐ」と呼び交わします。時には同性愛を悩んだりします。演劇もあればウェディングドレスもあります。
 最新の新装版は十八禁ではありません。

作品の周辺

 単行本は出ないのが当たり前、一期一会の見敵必殺が鉄則のエロまんが界にあって、二度までも新装版が出た稀有の作品です。書誌データと図版は最新の新装版のものです。
 佐野タカシは、現在は一般誌での仕事が多くなっていますが、エロまんがの作品も多くあります。しかし『プリティ・タフ』以降はショタへと傾いてしまいました。

百合的な見どころ

 エロまんがで女同士物ときて、期待されることの七割くらいはカバーしています。無粋な道具は使いません。男が絡んでくることもありません。キスシーンの回数を数えていると日が暮れます。オーソドックス過ぎる面もありますが、読んでおかないと損な作品です。

大都社 2000年12月8日発行

 

[参考指定物件リストに戻る] [メニューに戻る]