Visual Reading Story
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『希望入りパン菓子』

作品紹介

2003年9月9~12日:
 「今日のコピー」を更新
2003年9月8日:本サイトを公開

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制作:LOVERSOUL

発売日:
2003年12月30日

今日のコピー:『希望入りパン菓子』の三田村茜について

キャッチフレーズ

三田村茜

「愛する者の愛は受動的である」と、ジョルダーノ・ブルーノはいう。愛されることは能動的な力の作用でありうる、と。
けれど、そんな力を使うのは、悲しいことかもしれない。
子供が愛されるのは、愛されないと生きてゆけないからかもしれない。


コメント:

 ブルーノの言葉は、ヨアン・P. クリアーノ『ルネサンスのエロスと魔術 想像界の光芒』(1991)からの孫引きで、もともとは『魔術論 Thesis de Magia』第三書にあったものだという。なお引用に際して、「もの」とあったところを「者」と直した。
 ブルーノは、人間の情熱を神聖なものとは見なさず、合理的に操作可能なものと捉えた。情熱の最たるもの、「愛」も例外ではない。
 現代作家のほとんどは、ことに愛に関しては、ブルーノ的なモデルを採用している。情熱は、天から授かるのではなく、合理的なものから生じる。たとえば田渕由美子のように、「そんなキミが好きなんだ」と。
 これは精神分析の影響だろうか。むしろ、精神分析に力を与えたものと同じものが、ブルーノ的なモデルにも力を与えているように思える。人間の魂から召命と誘惑を排し、合理的な存在になりたい――という神聖な情熱を、彼らは天から授かっているのだ。

Visual Reading Story『希望入りパン菓子』はWindows用ソフトウェアです。
■本作品はコミックマーケット65にて発売日に頒布されるほか、 来年初頭から全国の同人誌ショップでお求めいただけます。
■本作品は、表題作のほか2編(人生に必要な技術、海の底の廃墟)とあわせて3編からなるオムニバスです。
■本作品には男性は登場いたしません。あらかじめご了承ください。

©LOVERSOUL東ガル会西在家香織派/快楽園梅香・中里一