最近目からビームが出た新技術(というほど新しくもないが)を2つご紹介する。
 JavaVMはまあまあよくできているが、Java言語は三つの理由でクソである。「多重継承ができない」「オブジェクトの破棄がガベージコレクタでしか行われない」「Genericsの機能が乏しい」。ちなみに私は、Genericsの仕様を聞いた瞬間に、Java言語に見切りをつけた。Genericsの仕様を決めた連中には、easyとfool 
  proofの違いがわからなかったのだろう。
   が、AspectJは、「多重継承ができない」という欠陥を克服するとともに、他の欠陥を補えるほどのeasyさを提供してくれる。もちろんfool proofなどひとかけらも配慮されていない。
   読者諸氏が、たとえいままでJava言語と縁がなくても、ぜひ上の記事を一読されたい。私の場合、これを知らなかった過去の自分が、馬鹿にしか見えない。
 EclipseのPython環境である。
   EclipseだからといってJythonではなく、CPythonを使っている。マルチスレッドの取り扱いがスマートなのが嬉しい。コード補完はまだないが、CVSとの連携やEclipseへの慣れを考え合わせると、非常に優れた環境である。