ふと思いついて検索してみたところ、typoばかりで頭にきたことを、まずお知らせする。
一婦多妻は、百合というジャンル自体につきつけられた難問である。
百合的な世界観には、一婦多妻はあまりなじまない。「その一婦は王様か?」ということになり、多妻とのあいだに露骨な権力関係が浮かび上がる。露骨な権力関係は、BLでは基本的な萌え要素であり容易に扱えるが、百合では注意を要する。
かといって、避ける一手ではつまらない。絵面的に素晴らしいし、話も無茶ができる。虎穴にいらずんば虎児を得ず。挑戦者諸氏の健闘を祈る。