2006年02月07日

一婦多妻

 ふと思いついて検索してみたところ、typoばかりで頭にきたことを、まずお知らせする。
 一婦多妻は、百合というジャンル自体につきつけられた難問である。
 百合的な世界観には、一婦多妻はあまりなじまない。「その一婦は王様か?」ということになり、多妻とのあいだに露骨な権力関係が浮かび上がる。露骨な権力関係は、BLでは基本的な萌え要素であり容易に扱えるが、百合では注意を要する。
 かといって、避ける一手ではつまらない。絵面的に素晴らしいし、話も無茶ができる。虎穴にいらずんば虎児を得ず。挑戦者諸氏の健闘を祈る。

Posted by hajime at 2006年02月07日 00:20
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