PCの世界ではいま、Netbookが一人勝ちの状態らしい。歴史の鉄の法則は誰にも止められない(参照:2003年7月31日)。
歴史の鉄の法則はかくのごとく働いている:
Microsoftの価格目標はこのタッチスクリーン式の小型タブレットPCを500ドル以下で提供するというものだったが、実際には、大半のOEMはそれよりも少なくとも300ドルは高い価格でOrigami端末を販売、その多くは1000ドル以上だった。
MSはタブレットPCとまったく同じ過ちを繰り返している。私にわかる理屈が、MSの首脳陣にわからないはずがない。よほど権力のある馬鹿がプロジェクトをやっているのだろう。
MSには現在、「反Vista」という形で、辺境化への圧力がかかっている。Netbook用に提供されているという噂の低価格XPは、WindowsというOSが現実に辺境へと押し出されつつあることを示す。