映画『メメント』を見た。ご多分に漏れず、ラストシーンのテディがどこまで嘘をついていたのかわからなかったので、ネットの解説を読んで回った。
結論:やっぱりわからない
あと、THE FACTS 6を刺青にしろとメモったことの意味は重い。これによってレナードは最後の「復讐」のあとは誰も殺せなくなり、テディのような人間に利用される恐れもなくなった(ゼロではないが、ほぼ確実に)。あの場でテディを殺さなかった理由とも絡んで、見事な曖昧さを演出している。テディの話の信憑性は居心地の悪い曖昧さだが、こちらの曖昧さは味わいがある。
ご結婚されたそうでおめでとうございます。お幸せに。
ともあれ記憶障害は難しいテーマですね。現実にありますが大変なものです。
幸も不幸も結局は同じことです。過ぎ去っていく日々を大切に生きられますように。
Posted by: 旧知人 at 2011年11月07日 02:18追記 遺憾ながら。一言だけ。貴方の幸せにはネメシス。必ずつきまとうでしょうね。したことは還るもの。思わぬ形で訪れるでしょう。
Posted by: 旧知人 at 2011年11月09日 03:20 こんにちは。
どなたか存じませんが、因果関係というものを素朴に考えておられるように思えます。しかし因果関係の認識はそう単純なものではありません。 http://kaoriha.org/nikki/archives/000689.html で論じましたのでご参考までに。
頭がいい方で幸福な方です。昔もそうでしたが。
出来事は意味は持ちません。どちらも同じ事です。
因果関係の素朴な思考の件は同意致します。お詫びいたします。ただ先生はお気に召さないかもしれませんが多くの人間は素朴なものです。所詮人間はヒト科でしかありませんし。
一つだけ。何故ネメシスを古代の人間が造り上げ存在させたかだと思いますが。作家はもっと思考の多面性を如何に抱え込めるかでしょう。もっと人間の本質に迫ってくる作品を期待しています。
お幸せに。