パルスオキシメーター&ストップウォッチ&体重・体脂肪率計の組み合わせで、total hemoglobin mass / LBMが推定できるのではないかと考えた。
被験者は、安静&息を吐き切った状態で息こらえする。こらえた秒数をストップウォッチで、SpO2の最低値をパルスオキシメーターで測る。息こらえ中に消費された酸素は基礎代謝によるものなので、ほぼLBMに比例する。そしてSpO2の最低値は、血液中に保持できる酸素量のうち何割が消費されたかを反映する。
こらえた秒数が同じなら、SpO2の最低値が高いほうが、total hemoglobin mass / LBMが大きい。
もしこれが正しいとすると、体重・体脂肪率計とパルスオキシメーターだけで、有酸素運動の才能を測定することができる。陸上1500m…… はともかく、自転車トラック個人追い抜きくらいなら、金メダル級の才能発掘も夢ではない。
誰か思いついているだろうと思って調べたが、とりあえず見当たらない。一酸化炭素再呼吸法でtotal hemoglobin massを測定できる研究施設なら、かなりお手軽に論文が一本書けるネタだと思う。誰かやってください。