眠い。ううう。
SCSIケーブルを交換したところ、Windows2000でもデータ化けはやんだ。ということは、パリティチェックと再送の挙動がWindows98とは違うのか。
DVD-ROMドライブのデータ化けをよく調べてみた。とりあえずSCSIケーブルを差しこみなおし、CD-ROMからファイルをコピーしてデータ化けを調べる実験をしてみた。OSはWindows98とWindows2000である。
単独ファイルのコピーという条件でなら、Windows2000の場合のみデータ化けが生じる。ただしWindows98でも、Windows2000をインストールする際にデータ化けを起こしているので、複数ファイルのコピーという条件では話が違ってくるはずだ。
さて、OSを変えると変化が生じるとなれば、第1に疑うべきはSCSIカードに決まっている。第2にはマザーボードか。
DVD-ROMドライブのデータ化けについてよく考えてみたら、普通のSCSIのエラー訂正はパリティチェックと再送だけなので、環境によっては平気でデータ化けが起こるということに気がついた(Ultra160からはCRCらしい)。
どうやら、SCSIドライブを買ったのは失敗だったかもしれない。時代はやはりUltraATAなのだ。なお、転送中にデータ化けが生じるほどのノイズがどこから生じているのか、については現在検討中である。ちなみに化ける率はおよそ300MB中に4ビット、10-8.8… どうも、転送中に化けているのではないような気が。
…と、ここまで書いて気がついたが、ATAPIのDVD/CD-ROMドライブのプロトコルとエラー訂正は一体? と思って調べてみたところ、48倍速あたりからはUltraATA(CRC)らしい。
新條まゆの「快感フレーズ」を9巻まで読んだ。コンツェルン、催眠術、妹。
それにしても、主人公(愛音)のキャラが微妙に痛い。
ギャ会の堀坂圭氏によれば、映画の「ナチュラル・ウーマン」は黒歴史ではないという。そう言われると見てみたいが、レンタルビデオ屋に置いてあるかどうか。
アキバのビデオ屋を回ったところ、映画のウテナのDVDはまだなかった。どうやらレンタルビデオのみ先行して発売しているらしい。
今のうちに、SONYのDolby Digital対応のヘッドホンシステムが欲しい(5.1chスピーカーは置く場所がない)。あとマルチスキャンのプロジェクターが欲しい。ううう。
Windows2000への移行を準備するにあたって、Windows9xでしか動かないゲーム類をどうするかと頭を悩ませていたが、VMWareを使えばいいのだと思いついた。
実行速度がシビアに効くMAME32は、めでたくWindows2000で動作した。速度の必要なゲームはこれだけなので、これでソフト的には移行準備は完了である。あとは、VMWareを動かせるだけのメモリ(96MB以上)とUSBモデムのドライバがあればいい。
VMWareといえば、Wineプロジェクト(x86のUNIX(主にLinux)とX Windowで、WindowsのAPIを翻訳・エミュレートしようとしたプロジェクト)は今、いったい。
レンタルビデオ屋に行ったら、映画のウテナが入っていた。
さっそくDVDを買わねば。
Windows2000を入れてみたところ、正常に動いた。SCSIカードも認識する。
折悪しくサウンドカードが壊れていて、PCIカードは2枚しか刺していないが、RC2のときと違うことは確かだ。
ATIがVIDEO WONDERの出荷を放棄した今(ATIに三度アナテマ)、パソコンでTVの予約録画をするにはどうすればいいか考えている。
ソフトウェアMPEG2エンコーダを使った製品がいくつか発売されているが、その筋によれば、「論外」の一語に尽きるという。私にはVAIOしか残されていないのだろうか。
インターネットから正確な時刻とCMのタイムテーブルを取得し、あらゆるCMを完全自動カットできる環境が、いつか手に入るはずだと私は信じている。ハードウェアMPEG2エンコーダはその第一歩だ。
東芝のDVD-ROMドライブSD-M1201(ファームウェア改訂番号1R08)は、CD-ROMのエラー訂正に障害があるような気がする。Windows98では、ファイルコピー時にしばしばファイルの内容をぶっ壊してくれるが(おかげで、へたなインストーラを使ったソフトはインストールが難しい)、Windows2000でも同じことが起きた。もちろん、別のどこかでエラーが起きている可能性もあるわけだが。
東大の二次試験が近い。
香織派の新メンバーを希望される受験生諸氏(噂によればツチノコよりも珍しいらしい)にとっては、最後ののんびりのしどころだと思う。よくのんびりして、百合の感性を磨いていただきたい。
DellのDimension LシリーズのマザーボードはCA810と判明した。DellはこれにWindows2000をプリインストールして売っている。
では、HCLにCA810がないのはなぜか。SU810などの、PCIスロットが3本以下のi810マザーボードはHCLに複数あるのに、PCIスロットが4本以上のものは一つもないのだ。
なにかある、なにかあるぞと、私のゴーストがささやいている。とりあえずは自分でWindows2000を入れてみることにしよう。
Windows2000のCD-ROMを見た。
なんともハッタリの効いた面構えである。中身はともかくホログラムは一見の価値があるだろう。
Dellのサイトを見ると、どうもi810のマシンにWindows2000をプリインストールしているらしい。
ということはi810でもWindows2000が動くわけだが(まさかDellが独自にドライバを書いていたり、拡張カードを刺すのを禁止していたりするわけではないだろう)、4本以上のPCIスロットを持つi810マザーボードがHCLに入っていないのはなぜか。うーむ。
克・亜樹の「ふたりエッチ」の8巻を読んだ。
エロまんがかと思っていたら、そうではなかった。これはイデオロギーまんがである。イデオロギー萌えにはたまらないだろう。あいにく私はイデオロギーには萌えないので、頭痛がするだけだった。
このまんがはずいぶん売れているらしい。世の中にはイデオロギー萌えが多いのだ。
コソボ情勢が怪しくなりつつある。遠からぬ将来、KLAが国連軍と戦端を開きそうな気配だ。
国連軍は、究極的には、愛国心(を名乗るボルシェビキと貧乏人)と戦ってこれを根絶すべき軍隊である。いよいよコソボでその崇高な使命が始まるのだろうか。
超ハのキャラは全員、立場と好みと目的が違うだけで、行動原理はみな同じ(最適な行動を計算してから実行に移す、など)で、それがキャラのバリエーションを狭めている、という指摘を受けた。
最適な行動は説得力と感情移入の基礎である、と信じているのも原因の一つだが、それ以上に、私の趣味がそうなのだと思う。作者が魅力を感じられないキャラを、どうして魅力的に描くことができるだろう。
そこで私は、マルチギャル構造の問題点として、「キャラのバリエーションが作者によって限定される」を挙げたい。マルチギャル構造の作品は、複数の作者によって作られるべきなのだ。
ここで、「センチメンタル・ジャーニー」やアニメ版「To
Heart」のような、連作短篇による1話1ギャル方式の利点が浮かび上がってくる。統合運用はやはり最適ではないのだろうか。
ペトログラード・ソヴィエトからの情報によれば、管野ひろゆきは「EVE
burst error」を企画からマスターアップまで5ヶ月で作ったという。
無限の体力と人徳と組織運営能力を持つ人間は、この世に本当に存在するらしい。
ペトログラード・ソヴィエトからの情報をもとに、超ハに登場するエロゲー会社の設定を詰めている。
もともとツッコミ対策に、かなり特殊な会社に設定してある(バックに大資本、特殊ジャンルなど)ので、それほど困らない。しかし金の出入りのタイミングの問題などは、門外漢にはさっぱり見えない。
とりあえず、ファンクラブ販売といううまい話を発見したので、これを使ってごまかすことを考えている。特殊ジャンルの固定客中心と設定しておいて助かった。
ペトログラード・ソヴィエトからの情報によれば、CLAMP(の誰かは知らないが)が好きなエロゲーは、アリスソフトの「あゆみちゃん物語」だという。
「もう涙は見せない」の件もある(1998年9月26日の日記参照)ので試してみたいものの、あの絵は受けつけられない。うーむ。
Windows2000が発売になった。しかし私のマシンでは当分関係ない。
それにしても、USBモデム(CyQ'veのFMU-56K)がいまだにWindows2000に対応していないのはどういうわけか。
最近は黒歴史が流行っているらしい。そこで、百合の黒歴史を思いつくままに並べてみた。
・「くりいむレモン エスカレーション」
(未見。くりいむレモンなので無条件に黒歴史)
・初期の亜麻木硅
(よい影響力があったものの、その後フォースの暗黒面に落ちた)
・松原香織
(偉人ではあるが、やはり黒歴史。百合のトロツキーと呼びたい)
・奥浩哉の「変 HEN」
(読み切りでやめておけばよかったものを、連載で黒歴史化)
・椎名あゆみの「あなたとスキャンダル」
(正真正銘の黒歴史。当時、りぼん編集部に「月夜の晩ばかりじゃないぞ」と電話してやろうかと思った)
・セガサターンの「あやかし忍伝くの一番プラス」
(百合のみならず、サターンと翔泳社の黒歴史)
・映画の「ナチュラル・ウーマン」
(評判の黒さのあまり未見)
いずれ劣らぬ黒さだが、あやかしプラスが抜群に黒い。
千号作戦、現在148枚。
非常に手が広い局面で、ねっとりと押したり引いたりする中盤である。一見もっともつまらなそうな部分でいながら、実は終盤の破壊力はここで決まる。千号作戦は奇襲要素がないので、純粋に主導性の問題になるのが厳しい。見えない読者と懐を探り合うのである。うーむ。
超ハのキャラを分析していて、
・三番:いい球を巧打で弾き返す、受動的打撃
・四番:強打で投手にプレッシャーをかけて失投を誘う、能動的打撃
と分けられることに気がついた。
二つの方針を比較すると、どうも能動的打撃のほうが有利に思える。たとえばエヴァのアスカは綾波を越えられなかったが、アスカは受動的打撃、綾波は能動的打撃である。
といっても、実は私は受動的打撃に弱く、綾波よりもアスカだったりするのだが。
そして鐘が鳴り、核X線レーザーは歴史のドブへと消えた。
ブロードの「SDIゲーム」という本を読んだ。とほうもない金、とほうもない努力、とほうもない才能が、機密指定の陰で歴史のドブに捨てられていることがよくわかった。
私が生きているうちに、冷戦時代の研究のほとんどは機密解除になるだろう。そのときにはぜひ誰かに、歴史のドブをさらった本を書いてほしいものだ。
しかし、上昇段階の弾道ミサイルをレーザーによって撃墜する、という考えは依然として優れている。ブースターの脆弱性は弾道ミサイルの宿命であり、これを補うことは不可能に近い。
逆に、NMDは根本的に馬鹿げている。落下中の弾頭といえば、弾道ミサイルのライフサイクル中でもっとも守りの堅い段階である。もっとも堅いところを攻めるのだから、はじめからおかしい。もちろん、敵がNMDを見ても手をこまねくばかりでなんの対策もないとしたら、撃墜ミサイルは百発百中にもなるだろう。が、「敵が対策を立てない」ことを前提にした兵器の開発など、金の無駄遣いだ。
そういえばそろそろ夏コミの申し込みだったような気がする。
サターンの「エターナルメロディ」をやった。
おお、リラと私は誕生日が同じではないか。宮川匡代の「ONE」の主人公以来である。――などという些細なことはともかく、レミットをパーティーに入れられないのがむかつく。没。
藤本由香里の「快楽電流」を読んだ。
いつもながらに突き抜けないというか、「君はバカかね」と言いたいような愚直さである。これを読むよりは、「Natural
~身も心も~」をやるほうがよほどためになるだろう。
ATIのVideo Wonderがなかなか発売されない。最初は11月発売と言っていながら、もう2月も半ばである。
どうもATIはソフトに弱いらしいので、その方面で手間取っているのだろう。腹立たしいことだ。
と思っていたら、…無期延期?
今日のアナテマ:ATI
ギャ会総帥・魔氏が、「我々にはボーイズラブしか残されていない」と発言した。まんがのギャル的方法論を小説に移植したものはボーイズラブのみであり、ギャル小説の道を探るにはボーイズラブから出発するほかない、という意味である。
玖我新氏が、「男のコを傷つけないためのシステム」の必要性を主張した。これは天京院豊氏のいう「主人公の脱主体化」にも通じるが、結局のところ、百合へとゆきつくほかない。
百合の勝利の日は近づいている。
眠い。きゅう。
超ハのタイムテーブルを作成した。書きとめてしまうと時間のやりくりが逆に難しくなるので記憶だけで済ませたいのだが、さすがに500枚を越すと記憶力が限界に達する。
おかげで小さなバグを一個発見した。やはり人間の記憶はあてにならない。
ボーイズラブ恋愛シミュレーションのシナリオライターが集まらない。同志よ奮起せよ。
マチダのBOOK OFFに行ったら、法律関係の棚に、アレイスター・クロウリーの「法の書」があった。
中川八洋の「現代核戦略論」を読んだ。
話としてはごく普通のタカ派だが、「冷戦後」をまったく考えないという点で、まさに旧世界秩序である。人々がいかに「冷戦後」から目を背け、「永遠に続く冷戦」という幻想に浸っていたかを知る資料として有益である。78ページから引用しよう。
『幻想の第二は、ソ連がいずれはその非能率的な計画経済の故の経済的停滞や非ロシア民族の増大、膨大なイスラム教徒の存在、特に東欧の反乱等々によって、いずれはソ連は衰退し崩壊するというもの。しかしこれは、本質的には根拠のない、単なる願望の枠内の予測にすぎない。やはり幻想といってよいものであろう。』
「それは願望にすぎない」と断じる側こそが願望の持ち主であるという、あの典型的なパターンだ。
なお、当時としてこの本の欠陥を指摘するなら、「西側と東側のドクトリンの対称性」を無条件に要求していることが挙げられる。これは三つの理由からおかしい。第一に、通常戦力が対称的ではない。国民の求めにより、NATO軍の通常戦力は、危険なほど東側に劣るレベル以上のものにはできなかった。第二に、西側には先制攻撃が不可能である。西側のアイデンティティがこれを許さない。第三に、時間の経過は西側に有利である。このため、西側には戦争を回避する動機が多いのに対し、東側には前進する以外の選択肢はなかった。
マーケティングリサーチのために今月の電撃G'sマガジンを読んでいたら、雑誌のオリジナル読者参加企画のキャラに「宇佐美ゆん」という名前があった。さらに「星波ちはや」という名前まで。
ちはやはともかく、ゆんはどうかと思う。日本人の名前で「ゆん」といったら、ひとりしかいないではないか。
中川八洋の「現代核戦略論」という本を手に入れた。1985年7月19日発行、レーガン時代――アメリカ史上もっとも知的でない大統領が、戦後もっとも偉大な大統領となった時代――の本だ。レーガン時代は私の重要な持ちネタなのである。
核戦略の本というと普通、アメリカの話が主になるが、この本はソ連に焦点を当てているという。なんとも楽しみだ。
「うぃずゆーTOY BOX」の、みよか×冴子のサイドストーリーを見た。
手堅くまとめてあるものの、手堅すぎて面白くない。よくある手筋ばかりでできた詰将棋のような趣がある。私的には、銀の逆モーションや飛車の中合いが見たい。
今日からボーイズラブ恋愛シミュレーションの制作にとりかかった。現在の案は以下のとおり。
・学園物(高校・男子校)
・主人公は転校生
・イントロは、
1.ライバル(声:月無朔夜氏)が主人公に難癖をつける。(なぜなら主人公が自分よりかわいいから)
2.主人公をかばおうとして、ワイルド系(声:玖我新氏)と秀才系(堀内樹那氏)が横から口をはさむ。
3.ワイルド系と秀才系は、日頃からなにかといがみあう間柄だった。主人公をかばうはずが、二人のいがみあいに発展し、「どちらが主人公をものにするか」の勝負になる。
4.この事件を、ワイルド系と秀才系を尊敬する下級生(声:見月界夢氏)が聞きつけて、主人公争奪戦に加わる。
・システムは日常生活・好感度ポイント制で、スタート→仲良し→試練→ラブラブ→EDというフェーズをたどる。フェーズの移行時にはイベントがある。
今日のアナテマ:まんが王・下北沢店。
京都市伏見区の小学生殺害事件の顛末に、疑惑を通り越して恐怖を感じている。
あのような状況で、警察官6人の囲みから抜け出すには、特殊な技術または弁護士を要するのが普通である。それを「逃げた」「そのあと自殺した」「被疑者死亡で捜査終了」で済まされては、疑惑どころではない。私もいつ「逃げた」「そのあと自殺した」「被疑者死亡で捜査終了」の当事者になってもおかしくなさそうだ。
これでもし本人が、ホームページで濡れ衣・陰謀説を主張していたりすると面白い。誰か偽物を作らないだろうか。
属性のクロスの使い方が一つ見つかった。名づけて、「ぜんざいの塩」である。
これはたとえば、「ONE」のみさきである。盲目という強烈な弱者性に、年上というささいな強者性を、いわばぜんざいの塩のように使う。「盲目」に「女性」「年下」と弱者性ばかりを揃えるのは、パラレルではあってもよくないのである。
「ぜんざいの塩」という視点でギャル作品を見ると、「女性」が「年下」と同レベルの弱者性であることがわかる。だから姉は弱いのだ。「女性」に対してクロスを使うなら、本当にごくささいな強者性か、あるいは非常な強者性でなければならない。後者であれば「年上」をパラレルに使えるので、姉の線が出てくる。しかし男性向けギャル作品において、ギャルを主人公より絶対的な強者にして成功した例を、私は寡聞にして知らない。…これが男性向けギャル作品とボーイズラブの根源的な差か?
フランツ過負荷でハングアップ中。ロードアベレージ400。
ギャル作品において、属性のパラレルな組み合わせは、クロスな組み合わせに対してかなりの優位にあるのではないかと思えてきた。
この優位はたとえば、姉と妹の比率の違いになって現れてくる。姉―弟という関係は、女―男という関係とクロスになっている。そして、パラレルに対してクロスが優位にあるパターンを見つけることが、どうしてもできない。
言うまでもなく、クロスのほうがパラレルよりはるかに話を作りやすい。それをぐっとこらえてパラレルで通すのがギャル作品の道、なのだろうか。