川邊一外の「ドラマとは何か?」という本を読んだ。映画のシナリオ作りの教科書といった本である。
内容自体はあまり見るべきものがないが、日本映画が衰退した理由はよくわかった。さまざまな条件(スタッフ、俳優、予算、原作、話題性など)を組み合わせて、ジグソーパズルのようにはめあわせることだけを考える集団になってしまったことだ。この本は、はめあわせの精神に満ち満ちている。
はめあわせの精神を一概に否定するつもりはない。私が現在考察中のギャル理論も、はめあわせのための理論だ。だが、はめあわせの精神は、何ら新しいものを見出すことがない。
たとえば、ギャル理論はギャル作品という実物から考案されたものであって、無からギャル理論が産まれることはありえない。まずギャル作品ありき、なのだ。
ギャル作品のない世界からギャル作品をつかみとる手のなかに、創造はある。
グイン・サーガの62巻を読んでいる。
あまりこういうことを突っ込むのも何だが、航空偵察もないのに、敵兵力の見積もりが互いにいつも正確なのは不思議だ。己の兵力を実際の倍にも思わせるのは、旧日本陸軍の十八番だった。日露戦争はこれだけで勝ったといっても過言ではない。
6cm角の静音タイプのファンを買ってきて、CPUクーラーにつけた。静音のほうは上々で、少し電圧を落とせば完璧だろう。冷却のほうはまだわからない。
どうも私の読みに反して、スマートメディアの調子がいい。デジカメでは完全にスマートメディア優勢の気配だ。
「いまどきたった32MBで足りるかコラ、MP3にしたら30分かそこらだそ貴様」とか「Windows
CEはCFだゼ!」とか「扱う容量が増えればアクセス速度の差で負けるわねオホホホ」と思っていたら、なかなかそうでもない。
とりあえず、長期的にはCF優勢と私は見ているが、どうなることやら。案外、PCMCIA
Type 2が差して勝つかもしれない。なにしろ一番普及しているスロットだ。
シーズウェアのサイトに行ってみると、「Re-leaf」の新しいパッチが当然のごとくまたしても出ていたので、そろそろ打ち止めだろうと期待して、久しぶりに「Re-leaf」を再開した。それにしても二つもパッチを当てさせるのだから態度のでかいエロゲーだ。
すると、M IIが落ちる。2時間に一度くらいのペースで落ちる。冷却系が不十分なのかもしれないと思い、CPUクーラーのファンの電圧を12Vに戻してみたら、これは落ちない。やはり冷却系が原因らしい。
が、やはり定格動作では動作音がうるさい。6cm角の静音タイプのファンを買ってこなければなるまい。あとスイッチングレギュレータも。
訳あってバファリンの成分を調べてみたら、けっこうな量のアルミが入っていることが判明した。アスピリンの胃への悪影響を抑える、ダイアルミネートという成分である。普通に服用する分には屁でもないが、何年も毎日服用すると影響がありそうな量だ。
心筋梗塞の予防に、医療用薬の小児用バファリンを毎日飲む、というのが一部で流行しているらしいが、アルツハイマーが怖ければやめたほうがよさそうだ。
バファリンの成分を調べてわかったことをもう一つ。
普通に薬局で買える薬(いわゆるOTC薬)の小児用バファリンだけは、ほかのバファリンと成分が違って、アスピリンもダイアルミネートも入っていない。アルミ恐怖症の人は小児用バファリンにするといい。
短篇「希望入りパン菓子」を読み返してみると、やはり筋が弱く複雑すぎて、展開に無理があるように見える。100枚くらいの長さにして、筋の弱さを緻密さで補うべきだった。うーむ。これは駄作かもしれない。
つまらないことで人と舌戦を繰り広げたら、まるで私の書く話に出てくるような複雑微妙なコンビネーションが綺麗に決まった。
ああいうコンビネーションというのは実際に可能なのだと初めて知った。私の頭もなかなか捨てたものではない。
「雪色のカルテ」の遊紗攻略を一応完了。ちなみに遊紗はモラルを上げると面白い。パラメータエディタを探してきて、モラル90くらいにして反応を見てみたい。
おとといの日記に、CPUクーラーのファンを7Vで回している、と書いた。これはマシンの電源の、+5Vと+12Vの線から7Vを作っているのだが、このせいで問題が出た。電源に激しくノイズが乗っている。できるだけ早く、12Vから7~10Vを作るスイッチングレギュレータを調達せねばなるまい。もしかして、ベース83MHzが安定しないのも、このノイズのせいかもしれない。
現在、注目すべき美少女系エロまんが家は幾人かいるが、その一人として奏亜希子を数えたい。
作品の内容にはとりたてて言うこともないのだが、とてつもなく凄い点が一つある。作者がどんな人物なのか、作品を読んでもまったくわからないのだ。普通、作品は作者についてなにかしらのことを教えてくれるが、この人は完全に例外だ。これは本当に凄い。作者はよほど頭のいい人なのだろう。うらやましい。
パウル・カレルの「砂漠のキツネ」という本を読んでいる。第二次大戦の北アフリカ戦線の話である。
連合軍のフランス上陸に備えたときのやり方(早期の反撃を目指して、守備兵力を海岸近くに配置した。結果的に失敗)を知って以来、ロンメルというのは大した軍人ではないと思っていたが、これを読んでその感が強まった。アフリカ軍団が強かったのは、当時のドイツ国防軍の指揮システムがイギリス軍よりも優れていたからであって、ロンメル個人に格別の能力が備わっていたからではない。モントゴメリーが物量の優越によって勝ったのと同じことだ。
それにしてもロンメルの、スエズから中東を経てコーカサスを目指す、という構想の細さにはあきれる。これでソ連が倒せるものなら、1945年のうちに第三次世界大戦が始まっていただろう。
M IIで劇的に速度が向上するソフトが見つかった。Snes9xである。
MMX Pentiumの83MHz×2.5ではマリオカートがまったく遊ぶに耐えなかったのに、M
IIではかなりいける。これならP-Ratingの333というのも嘘ではない。
マシンのさらなる静音化を構想している。
HDDを入れる消音箱のSilent Driveは出来が悪い。内部に詰めてある吸音材はどう見てもいい加減なスポンジだし、低周波数の振動はそのまま外に伝わる。そこで、吸音材を変える。衝撃吸収用のウレタンシートを入れ、隙間に鉛の粒を詰める。鉛の粒は低周波数の、ウレタンシートは高周波数の振動を吸収するという狙いだ。
M II 333GPを買った。
T2P4と組み合わてベース83MHzに設定すると、驚異的なまでに気難しい。T2P4の83MHzで動かそうとするほうが間違っているのかもしれないが、とにかくコア電圧に敏感に反応する。2.9Vより下だと、Windows起動後数秒で落ちるという独特の挙動を見せる。75MHzでは2.5Vまで楽に動くのだが。また、マザーボードのせいか、ベース83MHzでは起動後も安定して動作しない。
現在、75MHz×3.5(=262.5MHz)の2.7Vで動かして様子を見ている。ウィンドウの切り替えのような部分の、微妙な高速化が微妙に気持ちいい。また、JAS-SYS1(System
1エミュレータ)が、音声なしならほぼフルスピードで動作するようになった。
とはいえ、JAS-SYS1はほんの20%程度しか高速化されていない。これでは、実クロック相当程度の変化しかなかった、と言わざるをえない。うーむ。
ちなみに冷却系は、山洋のCPUクーラーのファンを外して大型のヒートシンクと組み合わせ、さらに、本来12Vで動作するファンを7Vで動かしている。これでも一応、触れないほど熱くはならないので、ヒートシンクの温度は60℃以下と思う。
あと、昨日の日記で、「M IIはCOOLING FAN OR
HEATSINK REQUIREDと表面に書いてある」という意味のことを書いたが、嘘だった。正しくは「FAN
/ HEATSINK REQUIRED」である。スラッシュの意味が曖昧だが、ファンとヒートシンクのセットが必要、という意味に読める。
M IIのことを少し調べてみた。333GPの最大消費電力は27.6Wであることがわかった。これまた冷却系の強化がいりそうだ。うーむ。
「雪色のカルテ」について重大な事実が判明した。
なんと、一回の問診で、同じ選択肢を何度でも選べるのだ。知らなかった。これさえあれば三人全員から告白されるくらいお茶の子、そのうえさらに全員助けるのさえ不可能ではない。異常に難しいと思ったら、道理で。不覚だった。
央己あゆり「Cute Bee Babies」(秋田書店きらら16コミックス)が百合味である。ただ、私の求める百合味とはなにかが違う。「紅茶王子」の百合味と比較検討して、この問題を追求してみたい。
「西在家香織派」の名称の由来となった作品、「丘の家のミッキー」の作者である久美沙織様からメールをいただいた。
久美様いわく、「あーびっくりした(笑)」とのこと。私も驚いた。
IE5を入れた。
速い。今までのIE4はなんだったのかと思うくらい速い。なにか反則やってるだろお前というくらい速い。
これではネスケはかなわない。IE5とNN4.5と、どちらをデスクトップに置くべきかと考えたら、圧倒的にIE5だ。ネスケは完全に後手に回った。
ローデシアからの情報によれば、プレステの「みさきアグレッシヴ」というゲームが百合入りらしい(一部嘘)。あいにく私はプレステを持っていないので試せないが、一応入手しておきたい。
K6-IIIのかわりに、M IIの購入を考えている。私のマザーボードではベースクロックが83MHzまでしか出せないので、333GPでいい。これはかなり安い。
M IIはK6よりもさらに浮動小数点演算が弱いので、M
IIにすると浮動小数点演算は完全に捨てることになる。しかし浮動小数点演算というのは思いもよらないところで効いてくるので、捨てるには勇気がいる。うーむ。
短篇を書き上げた。タイトルは「希望入りパン菓子」(仮題)。新月お茶の会発行の同人誌「月猫通り」に載せる予定である。
弱い筋をいくつか組み合わせてみたら、おそろしく手の込んだ作りになってしまった。弱い筋を捨てて強い筋をひねり出すべきだったが、これはこれで仕方ない。
「雪色のカルテ」を引き続きやっている。現在は遊紗を攻略中。
蛍の生命維持との両立が難しい。特に序盤、資金繰りが苦しい。急患が出るまで、ひたすらやりなおすしかないのだろうか。
3月10日からの和平交渉は、停戦なしの交渉継続、実質的な成果はほとんどなし、という結果に終わった。停戦もしくは決裂、という私の予想は外れたらしい。
こうしてみると、ラバニ元大統領をはじめとするマスード派内部の反発は、政治的立場を損なわずに停戦を避けるための計画的な策動ではなかったかと思えてくる。
停戦を避けることになにかメリットがあるようには思えないが、もしかすると、タロカンの守りによほどの自信があって、タリバーンの主力を叩ける見込みがあるのかもしれない。もちろんそれでも形勢逆転は不可能だが、交渉上の立場はぐっと改善される。国際社会への復帰を急ぎたいタリバーンにとっては、立場を多少失ったからといって交渉を決裂させるのは難しい。もしこの読みが正しければ、タロカンは最後の決戦の場になるだろう。
初心者向けパソコン教室に、チューリング・マシンからみっちり教えてくれるところはないだろうか。
コンピュータがどうやって動くのかわからずにパソコンを使える人というのは、私から見るとどうにも不思議な存在だ。そのうちカーゴ・カルトでも始めるのではないかと心配になる。
花井愛子の新刊「殺人ダイエット」を読んだ。
つまらん… 山田ババアをスーパーマンにする、という発想からして理解しがたい。どこがどう面白い話だと思って書いたのか、説明してほしくなるほどつまらない。その説明のほうが、本編より一千倍くらい面白そうだ。
ダイエットといえば、なぜ「頭を使ってやせるダイエット」というのはないのだろう。
頭を使うと、かなりのカロリー消費になる。しかも運動と違って空腹感が小さい。レンタルビデオの映画を一日4時間、全身全霊を費やして真剣に見れば、かなりのカロリーが消費されるはずだ。
もしかすると、こんな方法では関連商品が売れないせいだろうか。うーむ。
「雪色のカルテ」のハッピーエンドを出した。
有名なゲームだけあって、検索エンジンで情報を集めるのが簡単だったのが勝因である。それにしてもこのクリア条件を自力で見つけた人は凄い。
昨日、「タリバーンはパキスタン領内を通過してマスード派の背後を突くこともできる」と書いたが、あのあと地図を検討したところ、マスード派の支配地域の国境には正規軍の行動に適した箇所はない。やはり正面から攻めて北部を遮断するほかなさそうだ。
K6-IIIの購入を考えている。
私が今使っているマザーボード(T2P4)でも、コア電圧を下げる(2.2V)ことで使用可能になるという噂を聞いたのだ。K6-IIIをベース83MHz×4で動かせば、JAS-SYS1(System
1エミュレータ)が音声つきでまともに動くようになるだろう。
発熱の多いK6-IIIを入れるとなると、冷却系にも手を入れなければならない。CPUのヒートシンクにファンを横タンデム(ヒートシンクの上と側面を塞いで左右に吸気・排気のファンをつけ、ファンの電源を直列につなぐ。小音量で冷却能力が高いはず)でつけ、もしかして吸気ファンも入れるべきかもしれない。となるとファンにも金がかかるので、全部で4万円は必要になる。
あと2年ひっぱれないマシンのために、4万円は高いか安いか。…高いような気がする。やはりやめておこう。
マスード派のラバニ元大統領が、実質的な無条件降伏に反対している気配である。
マスード派の内部分裂はタリバーンがもっとも強く願うところなのに、あえて異を唱えるということは、それなりの計算があるにちがいない。交渉の雲行きが怪しくなってきた。
朝日新聞に、「ソ連軍が落とせなかったパンジャシール渓谷をタリバーンがそう簡単に落とせるのか?」という論が出ていたが、パキスタンの立場の違いを見落とした論である。
安全な後背地と、十分な補給路。どちらが欠けてもゲリラは持ちこたえられない。かかる時間の長短はあっても、寄せ手があきらめないかぎり、必ず一掃される運命にある。
パキスタンは今回、寄せ手のタリバーンについており、マスード派はパキスタン領内には安全地帯も補給路も持てない。北はロシアが押さえており、大規模な補給路は持てない。中国ルートの有無は不明だが、大規模な補給路があるなら情報が漏れてくるだろう。マスード派は完全に袋のネズミだ。
さらに言えば、タリバーンはパキスタン領内を通過してマスード派の背後を突くこともできる。これが成功すればパンジャシール渓谷は完全に孤立し、細々とした補給さえも断たれることになる。
と、まともに計算すれば、マスード派がこれ以上戦う意味などない。しかし無理から道理を引き出すのが腕である。マスードならうまく綾を作るかもしれない。
PS/2→USB変換器(DSC U101)のサポートからメールがきた。
英語キーボードにないキーコードを無視するというのは、ドライバを入れれば解決するとのことである。そのドライバは明日から配布するという。→配布場所
いまさらながら、「雪色のカルテ」というエロゲーをやった。
全体の構想はなかなかいいのに、シナリオでへこむ。かなりアクの強い人物が書いたのだろう、自信たっぷりのアグレッシブな展開を見せてくれる。私もアクの強さでは人のことは言えないが。
今月11日の日記で予想したとおり、マスード派は実質的な無条件降伏を受け入れる模様である。
連立政権などというのは体裁をとりつくろうための嘘の皮だ。ここで停戦しなければ、今年の秋にはアフガニスタンはタリバーンの手に落ちる。タリバーンが今年の秋まで待てない理由はあまりない。タリバーンは好きなだけ条件を並べることができるし、マスード派はそれを飲まざるをえない。つまり無条件降伏である。
マチダ系の読者諸氏にお知らせしておくと、今月の23日だか27日だかに、新しい古本屋(BOOK
OFF)がマチダにオープンする。場所は町田アニメイトの近くで、外から見たかぎりでは床面積は町田最大と思われる。
オープン直後の古本屋にはお宝が埋まっている。私もいくつか探索中のお宝があるので、大いに期待している。
タカハシマコの「魔法少年チャイナシュガー」を読んだ。
ジョニー… ぐはっ(血を吐く音)俺は、もう、駄目だ… 俺のかわりに、これを読んでくれ… というくらい凄い。読者諸氏もぜひ読まれたい。
最近、トンデモ本のネタを考えている。
考えついたネタの一つに、「古代から平安時代まで、日本は共産主義国家だった」というのがある。寺の柱が赤く塗られていた、というのがその根拠である。日の丸は「資本主義のただなかの共産主義」をあらわしており、君が代の「君」とはプロレタリアであって君が代とはプロレタリア独裁を称える歌なのである。また、安藤昌益はトロツキストらしい。
19世紀ヨーロッパで発明された思想がどうやって古代の日本に伝わったのかは不明だが、このへんはあまり考えてはいけない。
K6-IIIの物がアキバに出回ったらしい。
賢明なる読者諸氏にこんな忠告をするのは釈迦に説法というものだろうが、パソコン的に強まった人でなければK6-III(と二次キャッシュ2MBのマザーボード)は買うべきではない。今後のアップグレードを考えたとき、コストパフォーマンスが悪すぎる。パソコン的に弱まった人はPPGA版Celeron
300A(とSlot 1のマザーボードとMSIの変換ボード)を買うべきである。
また、真にパソコン的に強まりきった人には、Pentium
III Xeon 500MHzの二次キャッシュ2MB版をお勧めする。二次キャッシュ2MBのXeon
500MHzは高価(小売で50万円以上)だが、ポルシェを買うよりも安上がり、かつ自己満足感の大きい買い物のはずだ。
PS/2→USB変換器(DSC U101)をよく調べてみた。
無変換キーのほかに¥キーや\キーも効かないので、英語キーボードにないキーコードを無視しているのは間違いない。
それにしても、こんな仕様になっているのはなぜだろう。右から左へとキーコードを流せば済む話なのに、わざわざ規格外のキーコードを受けつけないように作った理由は何だろうか。もしかして、USBキーボードというのはキーコードの体系からしてPS/2とは違うのかもしれない。
そろそろアキバにK6-III(400MHz)の物が出回った頃だろうか。
少し調べてみたかぎりでは、K7には三次キャッシュはなく、二次キャッシュも2MBはない。動作のクリティカルな部分の体感速度では、K7(500MHz)はK6-III(400MHz)を下回る可能性が高い。ますますK6-III(と三次キャッシュ2MBのマザーボード)は買いだ。
タリバーンとマスード派の両方が和平交渉の席についた。
マスード派がこのあいだの攻勢で落とした要衝を、タリバーンが数日前に奪回したので、ことによるとマスード派は「現時点での和平交渉は無意味」として交渉をすっぽかすかと思ったが、そうではなかった。
ここで和平交渉に望むということは、事実上の無条件降伏に近い条件を受け入れる準備があるということだろう。アフガニスタンの平和は近いかもしれない。
PS/2→USB変換器を買った。
使ってみると、無変換キーが反応しない。前候補/変換キーやカタカナ/ひらがなキーも同様である。どうやら、英語キーボードにないキーコードは無視するらしい。
なにがなくても無変換キーが使えないのでは話にならない。没。
セラムンSを最後まで見た。
あのとおりのものなので、ストーリーについては特に言うことはない。
ただ、細かいところが気になった。クライマックス前、なぜか美奈子ぬきのアルテミスだけがうさぎの家にいたのはなぜか、とか、変身前のセーラー戦士はみんなピアスしてるのに、はるかだけしてない、とか。
セラムンの特徴のひとつは、美奈子のポジションだと思う。うさぎと同じく猫(アルテミス)つきで、キャラ的にも重なる。誰が考えたのか知らないが、「わけのわからないピュアな心」とは素晴らしかった。
風呂に入って髪をおろしたちびうさが、ちびウテナに重なって見えるのは私だけではあるまい。すると、ほたる=アンシー? そういえば、現在制作中のウテナの映画はパラレルワールド物らしいが、セラムンSの最後でほたるが赤ん坊になるという結末は、ある種のパラレルワールド化と見ることもできる。ウテナの映画は、セラムンを踏まえて見ると面白いかもしれない。
いつのまにか日記の日付が一日ずれていた。…ホワーイ?
以前、文芸サークルの仲間(女性)が「このあいだ、初めて入ったレンタルビデオ屋で二階に行ったら、なーんか周りの視線が変なんですよ。と思ったら、二階全部アダルトで」と言ったので、「ああ、ゲイのAVですか」とボケてみた。
「違います!」という弱いツッコミに続いて、「職業別とかいう棚があって」などとネタを提供してくれたので、「ああ、J官とかK官とか」とボケてみたら、「ごめんなさい、私が悪かったです」と謝られてしまった。なぜだろうか。
引き続きセラムンSのビデオを見ている。現在ミメット編に入り、ほたるとプーが登場した。
以前アメリカかどこかで、「セラムンを見ると子供がレズビアンになる」という騒ぎが起こったという。当時は「へ、みちはるで? 銃所持もやめられないような野蛮人はこれだから…」と思っていたが、改めてセラムンSを見たら、ちびうさ・ほたるはヤバいかもしれない、と思わされた。みちはるに影響される子供がいるとはあまり思えないが、ちびうさ・ほたるに影響される子供は多いかもしれない。
とはいえ、たとえ実際に影響があるにしろ、そんなことを問題にすること自体が連中の野蛮さを物語っている。「レズビアンになる? 大いに結構、なるがよろし」と構えるのが文明というものである。
ヤングマガジンUppersで咲香里が新連載を始めている。
この人は、女同士物への情熱を微妙に感じるので、微妙に注意を払っている。しかし青年誌でまさか女同士物はあるまいと思って読んだら、そのまさかだった。
腕力のない人なので、残念ながら面白くなさそうな気配が濃厚である。こういうポジションに男を配置するのは、普通のようでいて、実は至難の技だ。よほどの腕力がなければ支えられない。
友人たちとギャル理論について議論したところ、「エヴァのカヲル君はギャルだ」という説が浮上し、そのまま「ボーイズラブはギャル作品だ」という結論が出た。
ギャル理論を極めるにはボーイズラブも大量に読まねばなるまい。なお、事情通によれば、マルチギャル構造の長篇ボーイズラブ小説の最適ギャル数は4だという。根拠は、「カップル二組」だそうだ。なるほど当たっている。
人間なるものの非人間性を目にする機会が最近多い。
たとえばShow's
Hot Conerの、最近数週間の「乳の詫び状」をご覧いただきたい。気持ち悪いことこの上ない人物の一例が見られる。こんな人物に因縁をつけられるのだから、物書きというのは、たとえパソコンライターでも、なんとも因果な商売である。
第三世界のさる有名な指導者は、次のような持論を持っているという。「未開社会に無教育な人間はいない。未開社会は、そこで生きてゆくための知識と技術を、子供に必ずマスターさせる。無教育な人間は工業社会の産物である」。
この言葉は、驚くほど広い範囲で正しい。適切な環境におかれない子供は、無教育どころか、人間にさえ十分になれない。かくいう私が十分に人間であるかどうかは、あまり自信が持てないところだが。
人間は人間に生まれない。人間は、ヒトを素材として作られるものだ。21世紀の先進国のテーマは「人間作り」になるかもしれない。
カブールにいたころの夢をみた。
正確には、見たような気がする。目覚めた瞬間、「ああ、あそこだ」と思い、その「あそこ」というのはカブールだった。
いったい私はどんな夢をみたのだろうか。夢なので、説明不可能なものに決まっているのだが。
どうやらタリバーンは本気でオサマ・ビン・ラディンを切りにかかっているらしい。
アフガン統一がまだ完了していないので、タイミング的にはまだまだ先と思っていたが、とりあえず今のうちに手だけはつけておこうという腹だろうか。アフガン統一が済んだらとたんに切るのでは、いかにも体裁が悪い。
春が近い。
タリバーンが大規模な軍事行動を起こせる状態が、この2ヶ月以内にやってくる。
戦の前には和平交渉、というわけで3月10日から国連の仲介によって和平交渉が始まることになっている。私の予想では、決裂:40% 停戦して交渉続行:30% タリバーンが交渉をすっぽかす:20% その他:10%である。賭けるなら決裂だが、確信はない。
事態がどう動くにしろ、ひとつだけ確かなことがある。タリバーンはイランの影響力を髪の毛一本たりとも残さない、ということだ。タリバーン自体が反イラン・エネルギーによって動く機関であり、イラン勢力との融和はありえない。
最近つまらないごたごたに巻き込まれていたが、私の読みが正しければ、今週中にもごたごたから抜けられそうな気配である。
当事者三人の目的(私をごたごたから弾き出す・解放すること)が一致しているのに、その面での意思疎通ができないせいで、なかなか共同して動けない、という喜劇的状況である。まさに人生は喜劇だ。喜劇というより茶番かもしれない。
しかし今日、三人の読み筋がなんとか一致したので、全員がこの筋のとおりに動けばうまくいきそうだ。この筋を発見した某氏には感謝である。頼むから二人とも、このまま筋を変えてくれるなよ… と思っているとたいてい、もう一人が変な筋を発見して飛びつくのだ。なにしろ前のチャンスを潰したのもこの人だ。
雄弁は銀、沈黙は金という。ものを言わないほうが偉いことくらい、三人とも知っているはずなのに、それができない。まったく人生は悪夢である。きゅう。
タイトルが一応決まったので、短篇に着手した。
最新のギャル理論を応用した野心的な実験作、と言いたいところだが、そうではない。新古典主義の現代百合、と私的には分類している。
プレステ2の仕様概要が発表になった。
詰めこめるだけ詰めこんだ、という印象を受けた。こういう発想でモノを作ると、往々にして破綻するものだが、東芝とソニーならなんとか押さえこむだろう。
気になったのは32MBのDRDRAMである。現在のどんなパーソナルマシンよりも優れた3D性能を持つのだから、それに見合うメモリも多くなりそうなものだ。またディスクのソフトはアクセスに時間がかかるが、メモリが多ければキャッシュによってアクセス時間をなくせる局面が増える。だからメモリは64MB、もしかすると128MBもあるかと思っていたのだが。
とはいえ、技術的詳細がどうだろうと、結局はソフトさえ揃っていれば勝つ。その点ではまったく抜かりがないので、プレステ2の優位は揺るぎそうにない。
ギャル作品研究のために、水城せとなの「オートマチック・エンジェル」1巻を読んだら、私の感性とシンクロしていた。たいして面白くないはずの話なのに、魂に来る。
偶然の一致か、それとも本物かを確かめようと、短篇集を二冊読んだら、やはりシンクロしていた。偶然ではないらしい。
どうやら私の感性には、ある種の小学館系少女まんががしっかりと根を張っているらしい。これはやはり、すぎ恵美子のせいだろうか。
PS/2→USB変換器がやっとアキバに出回った。
これで私的にはISAバス排除の準備は完了である。あとはIntelの新チップセットを待つばかりだ。
セラムンSのビデオを引き続き見ている。現在ユージアル編に入ったところである。
ユージアルの乗っている車は、もしかして幾原のアイデアだろうか。アキオ・カーに重なる、というか羊の皮をかぶったアキオ・カーという感じだ。
「納豆汁」というインスタント味噌汁を買い、飲んでみた。
想像を絶する臭いだった。飲まずに捨てた。