2006年08月07日

あらきかなお『夢みたいな星みたいな』(メディアワークス)

 要約:主人公がツンデレの百合
 私はいま、あらきかなおに注目している。『魔法のじゅもん』1巻(芳文社)もよかったし、この本もいい。
 百合一般についていえることだが、下品なネタについては、やや難易度の高い読みが要求される。すなわち――百合における下品なネタは、ある種の偽悪であり、照れ隠しだ。
 照れだの恥じらいだのを知らない私のような鉄面皮もいるが、純情可憐(クククク……(メイドガイ風))な作者の作品を読めないのは辛い。ぜひ本書で下品なネタの読み方を身につけてほしい。7andy

Posted by hajime at 2006年08月07日 01:36
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