2007年03月21日

減量のためなら命もいらぬ

 いわゆるダイエットについて。
 私は2週間で13キロ痩せたことがある。もちろん不健康きわまりない方法だ。その方法を以下に述べる。

・期間は春休み中
 外に出ず、家でゴロ寝して過ごすのがポイントだ。
・ただ単に食事を減らす
 朝食はインスタントの素うどんだけだった。昼食は抜き、夕食は半分に減らした。
・間食のたぐいはミルクティーのみ
 紅茶はトワイニングのプリンスオブウェールズ、牛乳はノンホモジナイズドのを使っていた。近所の大衆的スーパー(西友)でおいしいノンホモジナイズド牛乳を売っていた、素晴らしい時代だった。
・レンタルビデオで映画を観まくる
 夢中になって全身全霊で観る。駄作なら怒りに震えて観る。傑作ならガッツポーズで観る。
・運動はレンタルビデオ屋まで歩いて往復1時間だけ
 背筋を伸ばしてキビキビ歩く。だらだら歩くと空腹が辛い。
・リバウンドを計算に入れる
 いうまでもなくリバウンドがある。目標体重はリバウンドこみで設定する。目標体重に達したあと、体重を安定させられるかどうかが勝負だ。私はうまくやれた。
 狂気の沙汰だが、実際これで痩せたのだから仕方ない。
 
 理論的な根拠も一応ある。
・運動で消費できる脂肪の量はたいしたことがない
 運動をすると満足感があるが、そういう短絡的で刹那的な視野で倒せる敵ではない。すきっ腹を抱えてゴロ寝する――そもそも、野生動物が脂肪を消費するのは、こういうシチュエーションのはずだ。
 軽い運動を続ければ健康になる。しかし、健康になることと減量することは別物であり、たいていの場合は両立しない。両立させるには年単位の時間がかかる。なお病気治療のために痩せるなら医師の指導に従うべし。
・カフェインは脂肪の消費を助ける
 私は胃が丈夫な性質なので、人によっては向かないかもしれない。
・脳への刺激で空腹をまぎらわせる
 空腹は胃腸ではなく脳で感じている。低カロリーの食べ物で空腹をまぎらわそうとする努力は無駄だ。だから、映画という別の刺激を脳に与える。TV番組では刺激が足りないので、映画でなければならない。
 
 それにしても、「運動=痩せる=健康」という等式は有害だ。「痩せる=不健康」「軽い運動=健康」のほうがはるかに事実に近い。
 ネイルアートは爪にはよくない。減量は体にはよくない。そういうことだ。

Posted by hajime at 2007年03月21日 08:09
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