佐藤氏の日記を読んでいて思ったこと。
Steve Yegge『Egomania Itself』より。
他の多くのプログラミング言語に対してやっているのと同じように、私は以前、Perlの技術的な弱点を長々とこき下ろしたことがあった。私はいつも驚きを感じ続けているのだが、Perlの連中というのは、唯一決して怒らない人たちだ。彼らはただ「ハハ、そうだね、坊や、お前正しいよ。確かに醜い。いやいや、うん、まあ、ともかく、俺仕事に戻んないと・・・」 これはすごいと思う。私は彼らにすごく敬意を感じるようになった。このことだけでも、Perlでのプログラミングに戻ろうかと思うに十分なほどだ。
法廷で裁判官に刑法上の罪をこき下ろされ刑を言い渡されたとき、同じように「ハハ、そうだね、坊や、お前正しいよ。確かに有罪だ。いやいや、うん、まあ、ともかく、俺仕事に戻んないと……」と言える人だけが、職業的に危ない橋を渡るべきだろう。恐るべきことにと言おうか、愉快なことにと言おうか、この世にこの種の勇者が不足したことはない。
だから、その筋のかたがたにおかれては、「坊や」に認めてもらおうと黄色い声をはりあげるのはやめて、「ハハ、そうだね、坊や、お前正しいよ。確かに有罪だ」と腹を立てずに言える覚悟を固めることをお勧めしたい。