ピリオダイゼーションの1期間を終えたので、現状を記録しておく。この期間は、
・33日間
・5MPターゲット中心
だった。ワークアウトの量は、
・レジスタンストレーニング:4回
・5MPターゲット:15回
・60MPターゲット:1回
・ロングライド:なし
・TSS:1707
現在のベンチマーク:
・5MP 271W (PB・前期 259W)
・60MP 188W (PB・前期 207W)
かねての予想通り、暑さのためベンチマークの伸びがぱったり止まった。7月に入ってからは5MPの現状維持も怪しい。60MPは192Wあたりまで頑張れた気がするが、207Wはありえない。10月までのあいだ、どれだけ低下を抑えられるか。
次の期間はレジスタンストレーニング中心。目標はベンチマークの現状維持。
ワークアウトのスケジューリングと負荷調整について。
・60MPターゲットとレジスタンストレーニングは相性が悪い
レジスタンストレーニングが効果を発揮するには筋グリコーゲンがよく充填されている必要があるが、60MPターゲットは筋グリコーゲンを消費する。そのため60MPターゲット中心の期間にはレジスタンストレーニングはほとんど入れない。
・5MPターゲットは筋肉の知覚過敏をやわらげる
人間の体には、トレーニングへの適応力だけでなく、抵抗力も備わっている。トレーニングの継続を妨げたり、トレーニングの効果が頭打ちになったりするように、狡猾に仕組まれている、と私は考えている。その仕組みのひとつが筋肉痛である。筋肉痛が炎症という話は昔から疑わしかったが(炎症なら抗炎症剤が効くはず)、神経成長因子のもたらす知覚過敏であることが最近判明した。
筋肉痛とは逆方向の低強度長時間のトレーニングに対しても、やはり知覚過敏による抵抗力があるように感じる。60MPターゲットを連日行うと、筋肉の辛さが日を追うごとに増してくる。
5MPターゲットはこの両方向の知覚過敏に効く、ような気がする。
・5MPターゲットは2日連続で行い、1日目は目標出力を低め(1割引)に設定する
筋肉の知覚過敏をやわらげる効果は、低めの出力でも得られる。同じ原理により、2日目を60MPターゲットにすると、高い出力が得られる。なお3日目には出力が下がる。
・5MPターゲットには漸進性がない
これは最近感じていることだ。5MPターゲット中心の期間のPBは、常に期間前半で出ている。対して60MPターゲット中心の期間のPBは、常に後半で出ている。
5MPターゲットに漸進性がないとすると、5MPターゲットがトレーニング抵抗性を弱めることと相通じる。5MPターゲットでは強くならないから、その継続を妨げたり、効果を頭打ちにしたりする必要もない、というわけだ。
もしこれが正しいとすると、5MPターゲット中心の期間は無駄ということになる。5MPターゲットはレジスタンストレーニング中心の期間でもかなりの回数を行えるので、しばらく5MPターゲット中心の期間を設けないことにしてみる。
助産院 ホメオパシー
ホメオパシーというのは、マクロビオティックやメガビタミンやナントカ還元水や酸素水や放射線ホルミシス(ラドン温泉)やマイナスイオンの仲間、つまりインチキだ。それぞれの実害を誰か計算してくれないものだろうか。
上記リストのなかではラドンがもっとも利権がらみで理解が遅れている。タバコの副流煙が止まらないうちにラドン温泉を叩くのは、餅を放置してこんにゃくゼリーを叩くようなもの、という気もするが、その一方で、この喩えはなにか違うのではないか、という気もする。うーむ。