子供を見ていると、人間はそもそも集団発狂している存在だとわかる。
学校でうんこは恥ずかしくない! 「チーム」結成し悩み解決
あの狂気はまだ続いているのかと思って、ため息が出た。
現在の目で戦前・戦中の日本を見ると、こういう子供同然の集団発狂のありさまが観察できる。おそらく現在も、後世の目で見れば、「学校でうんこ」レベルの狂気が蔓延した世界なのだろう。
水波風南『今日、恋をはじめます』9巻アニメDVDを見た。
主人公のキャスティングと役の解釈がおかしい。
まず役の解釈から。乙女ちっく的・別マ的な自己充足したモノローグになってしまっている。これは具体的には、落ち着いた一貫したトーンとして表れている。いったいこの話をどう読めば、こんな解釈が出てくるのか。言っていることや考えていることがコロコロ変わる、極端で分裂した語りがふさわしいはずだ。
キャスティングはおそらく、役の解釈の問題からこうなっている。極端で分裂した語りには、線の細い声がふさわしい。私がキャスティングするなら南里侑香だ。
あと、彼氏役と主人公の息が合っていない。別撮りか?
ピリオダイゼーションの1期間を終えたので、現状を記録しておく。この期間は、
・29日間
・60MPターゲット中心
だった。ワークアウトの量は、
・レジスタンストレーニング:なし
・5MPターゲット:6回
・60MPターゲット:10回
・ロングライド:なし
・TSS:2005
現在のベンチマーク:
・5MP 259W (PB・前期 250W)
・60MP 207W (PB 200W、前期 191W)
暑くなってきたので、60MPターゲットでの脱水が問題になりはじめた。
・気温18℃以下の涼しいときに、
・数時間前までに塩分・水分を吸収しておき、
・スペシャルドリンク(後述)をボトルに入れる
この3条件が揃うと、明らかに60MPターゲットの疲労感が違ってくる。なおスペシャルドリンクとは、ボトル一杯の水道水に対して減塩しお(塩化カリウムやらが入った塩)と普通の食塩をそれぞれ小さじ1/4ずつ入れたもの。
これから秋まで、最低気温が18℃を下回る日はめったにない。夏になればエアコンも使うが、これまでの経験ではあまり効かない。60MPのPB更新は期待できないだろう。
次の期間は5MPターゲット中心。目標270W。
新プロジェクトを開始した。
乞うご期待。
哀川譲氏の小説を自主回収=「井上堅二氏作品と類似」―アスキー
『これまでに4万5000部を発行している』とR1138。
香織派のいうところの百合についてメールでお尋ねがありましたので、ここでお返事させていただきます。
香織派は百合を「非レズビアンの立場から書かれた非ポルノの女性同性愛(もしくはそれに近いもの)のストーリー」と定義しています。では「レズビアンの立場から書かれた女性同性愛のストーリー」にはなにがあるか。古くはラドクリフ・ホール『さびしさの泉』、近年では仁川高丸の多くの作品がそれにあたります。
作品の外側では、
・作者がカミングアウトしているか、あるいはそれを強く推測させる言動を継続的に行っている
・作者の活動中にレズビアンコミュニティから「レズビアン小説」として受容されている
・社会的な現実(というイデオロギー)との関わりの観点から評価されている。いわゆる「アクチュアリティ」というもの
これらの要素があると、百合とは言いづらくなる確率がかなり高まります。特にアクチュアリティが問題となります。同時代性や社会性という武器を捨て、徒手空拳で遊戯するのが百合の美学です。
作品の内側にもいくつかの特徴がありますが、それに関しては意見を述べるのを差し控えます。
百合の射程を私がどう構想しているか。
「人間」と同程度のものです。人間が人間に注目するたびに、百合は現れるでしょう。逆に、徹底した身分制度が張り巡らされ、人間が身分の影でしかない時代には、百合も忘れ去られるでしょう。
人間関係の捉え方や規範は刻一刻と移り変わります。「性」だの「セクシュアリティ」だのは激しく移り変わりつつある概念です(しかしどう移り変わろうとも、こうした概念の生殖中心主義、勃起射精中心主義ぶりは抜きがたいもののようにも思えますが)。百年後に「レズビアン」という概念が消滅していても不思議ではありません。そのときにも、もし人間が影でなく実体であるなら、百合もまたあるでしょう。とはいえ、香織派の百合の定義は通用しなくなりますが。
百合の現状を私がどう捉えているか。
現状というのがここ数年のことなら、さしたる定見はありません。成り行きを見守るだけ、というのが正直なところです。
新しいものが出てくるのには時間がかかります。明日にでも出てきていいはずのものを10年20年と待つ、くらいはよくある話です。新しいものが広まるには運が必要です。鐙を発明した人はきっと無数にいたでしょう。前世紀の平均に比べれば現在は、百合にとっては運のいい時期だと思います。
とりあえず今は、石見翔子『flower*flower』の続きを楽しみにしています。