中里一日記: 2007年03月 Archives

2007年03月26日

都知事選

 中里一は外山恒一を応援しています。
参考URL:
http://www.kajisoku.com/archives/eid1271.html
http://www.youtube.com/watch?v=ccwpbsJsWvM

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2007年03月22日

少コミを読む(第20回・2007年第8号)

 第8号の付録は別冊である。読み切りが6本(そして4コマが2本)の196ページ。
 別冊で一番面白いのは藤森千聖『ゴシック彼氏』(採点:★★★☆☆)、一番変なのは水瀬藍『無敵のLOVEミッション』(採点:★☆☆☆☆)。どうせ付録なのだから、中途半端に面白いものよりは変なものが読みたい。半端でなく面白ければ本誌に載るのだろうし。
 では第7号のレビューにいこう。

 
池山田剛『うわさの翠くん!!』連載第15回
 あらすじ:彼氏役()が主人公()に告白。
 画面の勢いがよく読ませる。巻頭カラーなので気合を入れたか。
 話のほうは、司がまたしても翠を傷つける展開か。
 採点:★★★☆☆
 
・車谷晴子『極上男子と暮らしてます。』連載第5回
 あらすじ:主人公と彼氏役の絡み。
 私は、自分以外の現役少コミ読者としゃべったことがない。元読者なら、少しはある。みな、少コミ読者だった過去の自分を、ささいな子供っぽい愚行として馬鹿にしていた。
 そういう人はみな、車谷晴子のような作品が好きだったのだろう。
 私はそういう「成長」が嫌いだ。9歳のときに読んだ『ドラえもん』は素晴らしかったし、いま読んでも素晴らしい。すぎ恵美子の作品も素晴らしい。それを「子供の読むものだから」と馬鹿にするのは、およそ物事を楽しむことを知らない馬鹿だ。こういう手合いには、柳田理科雄の『空想科学読本』でもあてがっておこう。
 駄目なものは、「子供の読むものだから」駄目なのではない。子供が見落としやすい種類の駄目さがあるだけだ。
 自分の眼力のなさを、「子供の読むものだから」と言い訳するのはやめよう。あなたがたとえ10歳であろうと、基本的な部分では、60歳の目利きと同じ眼力で読むことができる。60歳に敵わないのは、トリビアな知識の部分だ。「これはあれのパクリだね」という判断では敵わない。だがそれはあくまでトリビアだ。シェイクスピアはパクリだらけだが、現在の評価はあのとおりだ。
 (「パクリだから」とケチをつける手合いの言うことは無視していい。「これはあれのパクリだね」という判断は、年寄りの目利き連中がこっそりと共有する嫌ったらしい秘密だ)
 車谷晴子のような作品が好きなかたに申し上げる。
 まんがを楽しむことを、いまから意識してみてほしい。まんがの楽しさがどのように生じているか、考察してみてほしい。眼力を養うのだ。
 この努力は一生続けることができる、つまり、一生楽しめる。私はいまでも日々、自分の眼力のなさを悔やんでいる。
 採点:★☆☆☆☆
 
くまがい杏子『はつめいプリンセス』連載第15回
 あらすじ:主人公(しずか)と彼氏役(はじめ)が海へ。発明品が暴走してピンチが次々に。
 今回はやや切れ味が悪い。夢オチは難しい。
 採点:★★★☆☆
 
・千葉コズエ『あまい*すっぱい*ほろにがい』連載第2回
 あらすじ:夏映とその男の馴れ初め
 3回連載かと思っていたが、もっと続くらしい。のんびり進んでいる。3回連載のうち1回を割いてこんな話をやるようでは腰が引けすぎだ。
 採点:★★☆☆☆
 
・水波風南『狂想ヘヴン』連載第11回
 あらすじ:主人公(水結)が風邪をひいて大会を棄権する。
 作者急病だろうか、画面がスカスカだ。
 採点:★☆☆☆☆
 
新條まゆ『愛を歌うより俺に溺れろ!』連載第26回
 あらすじ:秋羅の昔話。
 グダグダしている。
 採点:★★☆☆☆
 
・天音佑湖『メガネに恋して・』読み切り
 あらすじ:メガネフェチの主人公が、彼氏役のコンタクトレンズを壊してしまう。かわりに眼鏡をかけさせたらアラ素敵。
 画面が華やかで魅力がある。
 採点:★★★☆☆
 
青木琴美『僕の初恋をキミに捧ぐ』連載第38回
 あらすじ:の部屋に夜這い。
 の使い方がぎこちない。
 連載を引き伸ばしにかかっているような展開だが、少コミの相場では残り回数はあと20回かそこらしかない。闘病や離れ離れなどの波乱万丈はあまりやらずに、あっさりとまとめるつもりだろうか。
 採点:★★☆☆☆
 
・古賀よしき『ドキドキを頼むよ』読み切り
 あらすじ:女にモテて片っ端からつきあうが恋をしない彼氏役。その彼氏役に、毎日お弁当を作って食わせる主人公(誰が作っているかは内緒)。
 発想、構成、画力いずれも優れている。ただ、彼氏役の魅力はもう少し出せるはずのところだ。
 採点:★★★★☆
 
織田綺『LOVEY DOVEY』連載第17回
 あらすじ:主人公(彩華)と彼氏役()の仲を、芯の片思いに偽装することにした。
 一回休みのような話だ。狙いがよくわからない。ここは当然、を活用しにいくところだろう。
 採点:★★☆☆☆
 
しがの夷織『めちゃモテ・ハニィ』最終回
 あらすじ:主人公は、彼氏役とともに海外に行くために、パティシエ修行を決意する。海外でともに過ごして三年後、彼氏役がプロポーズして終わり。
 普通にまとめて終わった。
 採点:★★☆☆☆
 
・麻見雅『大神さん家のオオカミくん』最終回
 あらすじ:彼氏役と血縁関係(兄妹)と思い込み家出する主人公。彼氏役が連れ戻しにきて結ばれる。しかし血縁関係は勘違いだった。
 駄目と判断できる作品のほうがマシなのか、それとも、駄目かどうかも判断できない作品のほうがマシなのか。
 採点:なし
 
第21回につづく

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2007年03月21日

減量のためなら命もいらぬ

 いわゆるダイエットについて。
 私は2週間で13キロ痩せたことがある。もちろん不健康きわまりない方法だ。その方法を以下に述べる。

・期間は春休み中
 外に出ず、家でゴロ寝して過ごすのがポイントだ。
・ただ単に食事を減らす
 朝食はインスタントの素うどんだけだった。昼食は抜き、夕食は半分に減らした。
・間食のたぐいはミルクティーのみ
 紅茶はトワイニングのプリンスオブウェールズ、牛乳はノンホモジナイズドのを使っていた。近所の大衆的スーパー(西友)でおいしいノンホモジナイズド牛乳を売っていた、素晴らしい時代だった。
・レンタルビデオで映画を観まくる
 夢中になって全身全霊で観る。駄作なら怒りに震えて観る。傑作ならガッツポーズで観る。
・運動はレンタルビデオ屋まで歩いて往復1時間だけ
 背筋を伸ばしてキビキビ歩く。だらだら歩くと空腹が辛い。
・リバウンドを計算に入れる
 いうまでもなくリバウンドがある。目標体重はリバウンドこみで設定する。目標体重に達したあと、体重を安定させられるかどうかが勝負だ。私はうまくやれた。
 狂気の沙汰だが、実際これで痩せたのだから仕方ない。
 
 理論的な根拠も一応ある。
・運動で消費できる脂肪の量はたいしたことがない
 運動をすると満足感があるが、そういう短絡的で刹那的な視野で倒せる敵ではない。すきっ腹を抱えてゴロ寝する――そもそも、野生動物が脂肪を消費するのは、こういうシチュエーションのはずだ。
 軽い運動を続ければ健康になる。しかし、健康になることと減量することは別物であり、たいていの場合は両立しない。両立させるには年単位の時間がかかる。なお病気治療のために痩せるなら医師の指導に従うべし。
・カフェインは脂肪の消費を助ける
 私は胃が丈夫な性質なので、人によっては向かないかもしれない。
・脳への刺激で空腹をまぎらわせる
 空腹は胃腸ではなく脳で感じている。低カロリーの食べ物で空腹をまぎらわそうとする努力は無駄だ。だから、映画という別の刺激を脳に与える。TV番組では刺激が足りないので、映画でなければならない。
 
 それにしても、「運動=痩せる=健康」という等式は有害だ。「痩せる=不健康」「軽い運動=健康」のほうがはるかに事実に近い。
 ネイルアートは爪にはよくない。減量は体にはよくない。そういうことだ。

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2007年03月15日

映画『OVERCOMING ツール・ド・フランス 激闘の真実』(2006年デンマーク)

 ツール・ド・フランス2004で、チームCSCに密着取材したドキュメンタリー映画である。
 劇場公開映画なので、自転車ロードレースを知らない人にもわかるように説明してあるかと期待したが、さにあらず。いきなり「プロトン」という専門用語が出てきて、なんの説明もない。
 自転車ロードレースの初歩を知っているだけでは不十分だ。「チームTT」「ヤン・ウルリッヒ」「USポスタル」くらいまでは知らないと、半分もわからない。かくいう私自身、どれくらいわかっているか怪しい。
 カメラは手ブレがひどく、編集はせわしない。状況を把握しようと頑張っていると、頭がくらくらしてくる。
 だが――チームメンバーの存在感がすごい。実物を写すドキュメンタリーの強みだ。とにもかくにも、人間を見せてくれる。
 ただし、その人間というのは、
・スリムな筋肉質のスポーツマンなアニキたち
・そのアニキたちを支えるヒゲ or ハゲのオヤジたち
 である。アニキたちのセミヌードシーン(マッサージもあるよ!)も盛りだくさんだ。このへんに注目して観るなら、自転車ロードレースを知らなくても十分に楽しめるかもしれない。7andy

Posted by hajime at 23:37 | Comments (0)

2007年03月12日

フライ返し

 樹脂でコーティングされたフライ返しを炒め物に使ったら、フライ返しの先端が削れて、削りくずがくっついていた。
 0点。

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Vista用PCをいつ買うべきか

 たまには実用的なことも書いてみる――Vista用PCを買うのにいい日は、いつか?
 高性能・高機能のPCなら、金さえ払えばサルでも買える。こんなエントリを読む必要もない。だが、広告(製品レビュー)が書かないネガティブな要素の少ないPCを買うには、金ではなく知恵が要る。

 ハードウェアベンダは、ネガの少なさではなく、高性能・高機能を売りたがる。ベンダには、ネガを潰すインセンティブが乏しい。しかしMicrosoftには大いにインセンティブがある。糞ハードウェアや糞ドライバのせいでWindowsが落ちたとき、責められるのはMicrosoftだからだ。
 というわけでMicrosoftは長年にわたってネガ潰しに努力してきた。たとえば、XPのドライバのインストール時に、「このドライバはデジタル署名されていません」という警告が出る。認証プロセスを経ない(=出来の怪しい)ドライバを排除するための努力だ。
 Microsoftのネガ潰しは、ハードウェアベンダにとっては猛烈に苛立たしい。売りたいもの(=高性能・高機能)と関係がないからだ。全身全霊をこめてスルーする努力を重ねている。そのおかげで、「このドライバはデジタル署名されていません」という警告は、無視するのが常態になってしまった。
 さてVistaである。
 MicrosoftはVistaで、さりげなくも強力なネガ潰しを始めた。Windows Vista Logo Program Client System Requirementsの、Premiumである。PCにPremium Readyロゴをつけるには、この要件を満たさなければならない。
 資料を詳しくご覧いただけばわかるとおり、ネガ潰しの要件が多い。たとえばSYSFUND-0048は、オーディオのライン出力のノイズレベルを定めている。確かに、PCのライン出力のノイズレベルは、優秀な機種があるかと思えば、ひどいものもある。また、SYSFUND-0050は、起動時や終了時に「ブツッ」というノイズを出さないことを定めている。
 もっとも強力な要件は、SYSFUND-0040だろう。Windowsのクラッシュレポートにもとづいてドライバの品質を判定し、点数の悪いドライバは使ってはならないとされる。NT系列のWindowsが落ちる理由はほぼ100パーセント、糞ハードウェアと糞ドライバのせいなので、SYSFUND-0040が発効すれば、PCの安定性を高めるのに効く(そしてハードウェアベンダにとっては頭痛の種になる)はずだ。
 発効すれば――そう、上記の要件はいずれも、まだ発効していない。2007年6月1日に発効する。
 というわけで、Vista用PCを買うのにいい日は、2007年6月1日である。この日に有効なPremium ReadyロゴをつけているPCは、いま売っているPremium Ready PCよりも、ずっとネガが少ないと予想される。
 余談だが、ノートPCにReadyDrive対応ハイブリッドHDDを搭載するべしとの要件(STORAGE-0005)は、2008年6月1日発効となっている。去年半ばの報道では、2007年発効となっていた。ハイブリッドHDDの離陸はもたついているらしい。

Posted by hajime at 02:09

2007年03月10日

ムサシ・ミヤモト

 歴史上の人物名などを、小説の登場人物名として使う、という手法がある。剣豪の名前を「ムサシ・ミヤモト」などとしているファンタジー小説の数は、おそらく10や20ではきかないだろう。
 この手法のなにが面白いのか、私にはわからない。
 作者はラクだろう。ムサシ・ミヤモトと書けば読者は「剣豪だね」とわかってくれる。そして、その程度の理解で事足りるような作品は多い。
 だが、面白くない。
 この手法では、誤読が起こらない。読者が宮本武蔵を誤解していることはあるだろう。そのせいでムサシ・ミヤモトを誤解して、誤読へと導かれることもあるだろう。しかし作品自体が誤読のきっかけになることはない。
 私は誤読したい。作者が書かなかったことを読みたい。そもそも、作者の書いたことだけを読むのなら、小説などおよそ読むに耐えない。作者という赤の他人が空想した個人的なことを、自分とは無関係なこととして読んでも、面白いわけがない。まったく価値なしとはいわないが、史実にくらべれば無価値に等しい。史実は、多くの人々が汗を流してぶつかりあった結果だが、小説はひとりの作者の空想にすぎない。意外性と説得力に優るのは、明らかに史実だ。
 読者が、自分自身と関係の深いことが書かれているかのように誤読するからこそ、小説は面白い。ビジネス系の小説を褒めるときの紋切り型に、「自分の会社のことを書いてあるのかと思った」というパターンがあるが、あれだ。
 そして小説は、嘘を書くがゆえに、誤読を許されている。小説に書かれた内容も、読者の誤読から生じた内容も、どちらも嘘なのだから、問題は起こらない。これに対して、現実の天下国家を論じる際には、誤読は大問題になりうる。そのためプラトンは、自分の思い描く理想国家から、詩人を追放した。
 小説の一文字一文字はすべて、読者を誤読へと誘うチャンスなのだ。ラクをして「ムサシ・ミヤモト」などと書いては、そのチャンスを無駄にしてしまう。
 さて蛇足である。
 百合があると聞いて、ヤマグチノボル『ストライクウィッチーズ』(角川スニーカー文庫)を2巻まで読んだ。これが全編「ムサシ・ミヤモト」式だ(ただし人物名ではなく兵器名)。
 百合は技術的に難しいものだが、こんなラクをしたがる作者の書く百合にみるべきところがあるはずもなく、紋切り型に終始している。回避をお勧めする。

Posted by hajime at 04:30 | Comments (2)

2007年03月06日

警察の裏技

 転び公妨

Posted by hajime at 01:33 | Comments (0)

2007年03月05日

少コミを読む(第19回・2007年第7号)

 百合物件を求める読者諸氏にお知らせする。
 少コミ最新号(第7号)から短期集中連載の『あまい*すっぱい*ほろにがい』が、百合だ。
 では第7号のレビューにいこう。

 
・車谷晴子『極上男子と暮らしてます。』連載第4回
 あらすじ:主人公が彼氏役に惹かれる。
 主人公があれこれと妄想を繰り広げている。それはいい。問題は、その妄想と現実のあいだに、たいしたギャップがないことだ。このギャップで味を出し、彼氏役の魅力を出すべきところなのに、話全体が主人公の妄想で染まっている。
 採点:☆☆☆☆☆
 
・水波風南『狂想ヘヴン』連載第10回
 あらすじ:主人公(水結)が彼氏役(蒼以)の家に押しかける。
 予想どおり、乃亜の悪行三昧の追及には話は進まず、水結も夏壱も水泳部の活動再開を受け入れた。
 説明が多いせいか、構成がギクシャクしている。
 採点:★☆☆☆☆
 
・千葉コズエ『あまい*すっぱい*ほろにがい』新連載第1回
 あらすじ:大人びた同級生の彼女役(夏映)に惹かれる主人公(紗和子)。夏映にはつきあっている男がいるが、紗和子の恋の障害にはならない。
 百合は、純度が高いほど、技術的に難しくなる。忌まわしいドヘタクソの臆病者は、恥知らずにも性転換や女装をやらかすが、それは技術的に難しいところから逃げるためだ。むやみに純粋さに殉じるのは無謀な英雄主義であり、好ましいことではない。しかし性転換や女装は、敗北主義者の敵前逃亡である。彼らはそもそも、そこにいるべきではない。
 この作品の場合は、夏映に男がいるという形で純度を下げている。少コミという雑誌の性質からいって、悪くない選択だ。
 (高純度の技術的な難しさについて。
 たとえば、夏映のつきあっている相手を女にしてみよう。学校教師あたりが適当か。この場合、ライバル同士が同じ地平でぶつかることになり、高度な戦術論が必要になる。この戦術論は非常に面白いものだが、不慣れな読者が納得できるように展開することが技術的に難しい。
 夏映のつきあっている相手が男なら、主人公と同じ地平には立たない、ということにできる。高度な戦術論は不要でありつつ、ゆるやかな緊張感や味を出すことができる)
 純度を下げたのはいいとして、悲恋オチまで用意したのは逃げ腰すぎる(この逃げ腰感のためマイナス1点)。気まずくなって別離→数年後に再会して再チャレンジしたところで完、というオチを希望する。
 採点:★★★★☆
 
池山田剛『うわさの翠くん!!』連載第14回
 あらすじ:彼氏役()のアピールタイム。主人公と司が一緒にいるところを、司を崇拝する後輩()が目撃する。
 前半のBLじみた展開が、やけに生き生きしているように思えるのは、私の気のせいだろうか。
 採点:★★☆☆☆
 
・麻見雅『大神さん家のオオカミくん』連載第2回
 あらすじ:主人公が彼氏役と結ばれる。しかし主人公と彼氏役は実は血がつながっていた?
 私には、この作者のまんががまったく理解できない。
 採点:なし
 
しがの夷織『めちゃモテ・ハニィ』連載第17回、次回最終回
 あらすじ:彼氏役は主人公を伴って海外留学に行くつもりだった。しかし彼氏役の父親が介入し、留学を機に主人公と別れさせようとする。
 キリよく終わりそうな雰囲気だ。
 採点:★★☆☆☆
 
織田綺『LOVEY DOVEY』連載第16回
 あらすじ:主人公(彩華)と当て馬()が風紀委員に就任。就任イベントの際、涼は、かぶっている猫を脱いだ彩華を見て、惹かれる。
 構成がなんだか雑だ。
 採点:★★☆☆☆
 
くまがい杏子『はつめいプリンセス』連載第14回
 あらすじ:ウサギ型ロボットのUSAが少年型に変身。
 今回も冴えている。
 ふと思ったが、デスマスでしゃべる彼氏役(はじめ)は珍しい気がする。私の身近にいる某人物を連想してしまい、むずがゆくなる。
 採点:★★★☆☆
 
青木琴美『僕の初恋をキミに捧ぐ』連載第37回
 あらすじ:の母親に「繭が好きなんです」宣言。
 繭が逞の絶望的な容態を知らされる方向へと展開するつもりか。前回の調子だと、「逞は治って長生きしました、めでたしめでたし」というオチになりそうだが(ああいうことをされたら、サル以外はこういう不信感を抱く)。
 採点:★☆☆☆☆
 
・美桜せりな『落窪ものがたり』読み切り
 あらすじ:落窪物語の主人公が道頼に迫られる部分。
 できるだけ現代の言葉を使うのは当然とはいえ、いくらなんでも「皇族」はひどい。「帝」くらいわかれと要求していい。
 こうして抜粋をまんが化されてみると、平安貴族の物語文学は生々しい話ばかりだと気づかされる。抜粋部分から先の展開が生々しすぎて、ここで切るしかないと思わされるのだ。氷室冴子がやったように、嫋々としたところを切って、おおまかな因果関係だけを使ったほうが面白くなるかもしれない。
 例によって大ゴマが無駄に多い。大ゴマを削って、平安貴族の暮らしぶりを紹介するほうがいい。
 採点:★☆☆☆☆
 
新條まゆ『愛を歌うより俺に溺れろ!』連載第25回
 あらすじ:秋羅が姫コンテストを放棄して水樹のもとへ。
 グダグダだった。
 採点:★☆☆☆☆
 
・白石ユキ『純情ストレンジ☆』読み切り
 あらすじ:よくわからない。
 前提としてまず、この作品世界の女には「フェロモン」という能力がある。彼氏役はそれを感知する能力がある。そして主人公はそのフェロモンに乏しい――などという設定をうだうだと書き連ねても、なにがどうなっているのか一向によくわからないのだが、実際よくわからない話なのだ。
 絵はいいが、まんがになっていない。
 採点:★☆☆☆☆
 
第20回につづく

Posted by hajime at 18:27 | Comments (0)