中里一日記: 2013年02月 Archives

2013年02月25日

百合だからコラム百本 第8回 融け合うような皮膚感覚

 どこの誰の言葉だったか、あいにく忘れてしまったのですが、百合作品における恋愛関係の魅力を、こう表現した文章を読んだことがあります――「融け合うような皮膚感覚」。ジェンダーという障壁のない世界でふたり融け合う、というイメージは、確かに百合の大きな魅力です。
 この魅力を強く打ち出している作品として、慎結『バラ色の人魚』(『ROSE MEETS ROSE』所収)を挙げたいと思います。文字どおり皮膚の上に模様として二人の恋愛感情が現れる、という作品です。水泳というモチーフとあわせて、まさに「融け合うような」イメージが表現されています。作者はこの作品に限らず、「融け合うような皮膚感覚」をしばしば描いています。

 
 少し話が飛びますが、『ROSE MEETS ROSE』の表紙をご覧ください。この二人は、収録作品の登場人物ではありません。前髪の長さ、瞳の色、制服、身長、おおよその髪型が同じです。まんがという表現形式においては、これは意図的なものです。
 この連載の第2回で、『海の闇、月の影』の双子が、かつての幼児的原初的一体感を楽園体験として回想する、という話をしました。二人が懐かしむ一体感は、「融け合うような皮膚感覚」と同一線上にあるものです。『ROSE MEETS ROSE』の表紙は、こうした一体感を託したものだと考えていいでしょう。
 
 さて、ここで少々考えてみてください。
 慎結の作品のように、「融け合うような皮膚感覚」を現在進行形の出来事として描く作品が、どれだけあるか。
 私には、ほとんど思いつけません。探し出すには蔵書をひっくり返す必要がある、と感じます。『バラ色の人魚』を読んで感じる「これぞ百合」な印象に比べると、驚くほど少ない、と感じます。
 
 なぜなのか。第4回で姉妹について述べた、「理想そのものであるがゆえに、そこからはなんの動きも生じない」という問題が、ここにもあるからです。『海の闇、月の影』のように、この理想を楽園体験として回想するのでなければ描きようがない、というわけです。
 ではなぜ慎結の作品ではそれができているのか。将棋の格言に、「手のないところに手を作るのが上手」というのがあります。どう見ても取っ掛かりのないものに取っ掛かりを見つけて引き寄せる、そんな技を使っているのです。
 たとえば、『ROSE MEETS ROSE』94ページをご覧ください。「席 ちがうよ?」「誰もいないから いいじゃない」と選ぶ席が、相手の斜め後ろ。この距離感が、技です。光に溶けるような教室の描き方も、やはり技です。そして中段のやりとり。横にリズムを刻むコマ割りにご注目ください。
 これらの技は無論、作者の発明ではないでしょう。どれも、別マ系の少女まんがを探せば、先行例がありそうです。が、技を見分けることと使うことのあいだの差は、観客と選手のあいだの差です。
 
 この連載では今のところ、モチーフの話が多くなっています。百合のモチーフが少なすぎる、という危機感を私が抱いているからです。しかし技も作品の命です。ことに、距離感を描く技は、百合にとって肝要この上もないものです。
 百合が描くべき距離感は、「融け合うような皮膚感覚」だけではありません。実作品の点数をみると、これがむしろ例外的なものであることは、すでに述べました。タカハシマコや袴田めらの作品に、それぞれ特異な距離感が見られることは、読者諸氏もご存知でしょう。
 これらの距離感についてはまた別の機会に論じるとして、次回のテーマは「フェティシズム」です。なお(略)

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2013年02月24日

ホイールの横剛性を測ってみた

 固定ローラー台にホイールを固定して、ブレーキ面をばね秤で横に引っ張り、その際の変形量を測定してみた。
 
 結論:
・Planet Xの激安20mmカーボンリムで組んだホイールの横剛性は約40N/mm
・Velocity A23 O/C 32Hは約70N/mm
・WH-6600 フロントは約55N/mm
 
 比較対象:
・OpenPro 32Hは約70N/mm
 
 感想:
・横剛性はヒルクラ時の「進む感じ」に直結している
・OpenProからVelocity A23 O/Cに組み替えたのは、あまり意味がなかった
・現在のトップグレードの完組の横剛性はOpenPro 32Hにやや劣ることが多い(比較対象
・WH-6600 フロントでも、「OpenProのほうが進む感じがする」とはっきり感じる。激安20mmカーボンリムは言うに及ばず。60N/mm以下の横剛性のホイールは使いたくない。特にフロント。

 
 以下、測定の詳細について。
 まず難問がひとつ。
・明らかに固定ローラー台は十分に剛直ではない
 これは実験前から予想されていたが、結果を見てもそのとおりだった。固定ローラー台の変形量を推定する必要がある。そのため、手持ちのホイールの測定値と、同じホイールを使った余所での測定値を突き合わせる。
 突き合わせるのに使えるホイールは2種類・3つ。
・WH-6600 フロント
・OpenPro 32H スポーク2.0-1.8mm 前後
 余所での測定値は2種類。
ソース1・Wheel Deflection Test
ソース2・Great Wheel Test 2008
 ところが、上記のホイールとまったく同じものは測定されていない。かといって手がかりはゼロではない。まず、OpenPro 32H スポーク2.0mm フロントは測定されている。これは2.0-1.8mmとどれだけ違うか。A typical 32 spoke wheel built with 2.0mm spokes is about 11% stiffer than a similar wheel built with 2.0-1.45mm swaged spokes.との情報によれば、10%以下の差と推測できる。そこで約5%として計算してみた。
 この値を採用すると、WH-6600フロントの横剛性が 55N/mm となる。ソース2のWH-R561などと比較してリーズナブルな値なので、まあよかろう、と考える。

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2013年02月18日

百合だからコラム百本 第7回 制度としての売買春

 権威ありげなお堅い雑誌で「思想」として取り上げられている主張のなかには、「言ってみただけ」という種類のものが多く含まれています。「まあ、そう言って言えなくはないか」というリアクション以外のものを最初から期待していない主張です。ただしこれは周囲の受け取り方の話で、言っている本人は大マジで体を張っていることもあるので、ご注意ください。
 これからご紹介する「思想」も、そういう種類のものです。
 「現在の社会のもとでは、すべての男女間の性行為は強姦であり、すべての結婚は売買春である」。理屈はこうです。
1. 男性全体が社会制度のありかたを自分に都合よく仕切っている
2. 性行為や結婚は制度的なものである
3. よって、性行為や結婚には、男性全体からの押し付けが多く含まれている

 「まあ、そう言って言えなくはないか」くらいに受け取っておくのがいいでしょう。あそこが雑だ、ここも雑だ、と言い始めると、きりがありません。「自分はどう考えても『男性全体』の最下層カーストだ」と反論したい殿方も、ここは鷹揚にうなずいておくと、きっとカーストが上がります。
 この主張の前提のひとつに注目してみましょう。「売買春は、性行為や結婚と同じく、制度的なものである」。
 こう書いてみると、ずいぶんとわかりきった話のように聞こえます。百合が売買春というモチーフを扱いかねているのは、おそらくは、これが「わかりきった話」であるがゆえです。
 
 売買春をモチーフにした百合作品は、少なくとも私の見聞のかぎりの印象では、BLに比べて少なく感じます。ヘテロよりは多い、とも感じますが。
 最近の『百合姫』から探したところ、井村瑛『リバーサル』(2011年3月号、『最低女神』所収)と、ちさこ『欲望パレード』(2012年11月号)が見つかりました。後者は制度的な売買春には触れていません。前者も、本編ではかなり狭い範囲でしか、売買春の制度を使っていません。ただ、扉絵には、なにか由々しいものがあります。
 読者諸氏も、ぜひ本棚から『百合姫』2011年3月号あるいは『最低女神』を取り出して、件の扉絵をもう一度ご覧ください。(広義の)売買春の現場でチラシなどに使う写真の様式を、真似て描かれたものだと思います。男性週刊誌用語で言うところの「過激」なところは一切ないこの絵が、なぜこうも由々しい印象を与えるのか。まずは、こういう見事なモチーフを見つけてきた作者に拍手を送ってから、この由々しさについて考えてみます。
 
 子供に歴史を教えなければならない、というのは不幸な話です。近世の春画を見れば、歴史の面白さが一目でわかります。
 現代の目で春画を見ると、なにがどう「エロい」のやら、まるで理解不能です。「エロい」とは、制度的なものであり、同じ制度のなかに生きていない人間には通用しません。研究によって、ある程度までは理解できるようになるでしょう。が、それではたして「エロい」と感じられるかどうか。私は否定的です。今はない制度のなかに生きていた人々を見つめることで、自分自身もやはり束の間の寿命しかない制度のなかに生きていることがわかる――これが歴史の面白さのひとつです。
 件の扉絵も、おそらくは300年後には、その由々しさを失っているでしょう。おそらくは人工知能の歴史家が、好事家の読者に「この絵はこういう絵です」と解説することでしょう。
 春画は制度の要請に従って描かれましたが、売買春の制度は、件の扉絵のような由々しさを要請するものではありません。作品という制度、まんがという制度、百合という制度が、ああいう由々しさを要請し、可能にしました。件の扉絵において売買春の制度は、作品を描かせるのではなく、作品のモチーフとして、使われているのです。
 とはいえ、制度をモチーフとして使うのは、なにも珍しいことではありません。世の百合作品の1割くらいは、結婚という制度をモチーフにしているように思えます。それが売買春になると、なぜ由々しさが生じるのか。
 ……などと問いを立てておいてなんですが、その答えは「思想」に任せておきます。「このモチーフは難しいが、大きな可能性がある」と読者諸氏に感じていただければ、私としては十分です。
 
 売買春の制度的な姿を見つめ(モチーフを使うにあたっては、まずは観察です)、その要請に従うのではなく、モチーフとして使うこと。
 ヘテロの恋愛ものやBLでは届かない、「まさに百合」と言うべき可能性がここにはある、と私は感じています。
 次回のテーマは「距離感」です。なお『紅茶ボタン』『完全人型』も(略)。

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2013年02月11日

百合だからコラム百本 第6回 年の差カップルと性的虐待

 「年の差カップル」というとき、ここでは仮に、中学生以下と18歳以上ということにします。
 皆様のお手元にある、志村貴子『青い花』(太田出版)1巻38、39、65ページをご覧ください。「でも どのみち 無理なんだもんね」(39ページ)、「ふみちゃん 私じゃ いや? こわい?」(65ページ)。
 またこれも皆様のお手元にある、玄鉄絢『星川銀座四丁目』第3話をご覧ください(どうしたことか私は今、本棚から単行本を探し出せないので、『つぼみ』を見ています)。「…乙女がよくて 私がよくても この国の法律が 許さないの…」。
 百合における年の差カップルはしばしば、こういう「不自由」をモチーフにします。

 
 まんがを読む目でなく、ニュースを読む目で眺めれば、先に掲げた2つの人間関係は「性的虐待」という単語を呼び起こします。
 作品というのは日常生活と違って便利なものなので、両者の合意の深さや十全さ、支配・強制がないことを描けます。しかし日常生活では、そんなことを確かめるすべはありません。他人同士の関係はもちろんのこと、たとえ自分自身が当事者であっても、怪しいものです。
 この怪しさは、法律や、社会の同性愛への理解や、性的虐待に対する社会的許容度などよりも、はるかに根源的で動かしがたいものです。
 作品の便利さを使って、こういう根源的なものを操作する作品には、いかがわしさがつきまとう――と表現すると語弊がありますが、少なくとも、読者はこうした操作に自覚的であるべきでしょう。
 根源的で動かしがたいものを取り除いておきながら、社会通念ごときの不自由をモチーフとして残す――百合の年の差カップル一般に対して私が感じる違和感は、ここにあります。
 
 もちろん、これは一個の一般論にすぎません。個別の作品を一個の一般論によって裁断することはできません。上で例として掲げた作品は、どちらも優れたものです。
 それでも、百合はBLなどに比べて年の差カップルが少ない、と感じるのは、私の気のせいでしょうか。「BLなどに比べると、中高生同士以外のカップルに人気がないから」で済む問題でしょうか。
 
 百合以外のジャンルに目を向ければ、前述の怪しさをモチーフとして用いる作品は多数あります。きづきあきら『モン・スール』(ぺんぎん書房)は、表現のありかたが百合に近い作品なので、わかりやすいでしょう(『エビスさんとホテイさん』と同じ作者です)。
 が、百合ではこの手はあまりうまくない、と私は考えます。男が年上のヘテロカップルに比べて、性行為の侵襲性などの派手さを欠くからです。
 
 百合は、年の差カップルについて、まだ十分な答えを出せていません。私自身もいずれ自分の作品でこの問題に取り組みたい、と考えています。
 次回のテーマは、「売買春」です。なお『紅茶ボタン』『完全人型』も(略)。

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2013年02月04日

百合だからコラム百本 第5回 セクシュアリティと善悪とヒエラルキー

 2007年、アメリカでのことです。保守派の(=非常にゲイに優しくない)上院議員(男性)が、空港のトイレでおとり捜査中の警察官(もちろん男性)を性的に誘ったとして現行犯逮捕され有罪を認めた、という事件がありました。
 事件そのものは、見てのとおりのものであり、私から言いたいことはなにもありません。私がここで問題にしたいのは、この事件に対してどんな態度を取るか、です。
 「自分自身もゲイでありながら、政治家になるために保守派に媚びた」とその議員を批判するのは、よくある態度であり、立派な態度でさえありうるでしょう。が、作品を読む・書く態度ではありません。

 
 もうひとつの例を見ましょう。
 1980年代のHIVパニックが収まってから現在に至るまで、欧米におけるゲイの権利運動というと、同性婚がもっとも注目されています。外野から見ると、ゲイの権利運動イコール同性婚、とさえ見えるかもしれません。
 欧米におけるゲイの権利運動は1990年に始まったわけではありません。70年代、60年代、50年代にもあり、当時の運動の担い手の多くは現在も生きています。そんな人々のひとりが、同性婚の争点化について、こんな感慨(大意)を述べていました――「どうしてゲイの権利運動は、恋愛結婚のヘテロカップルの真似事に熱中するようになってしまったんだろう。私たちの時代はこんな風ではなかった。恋愛結婚のヘテロカップルの真似事でない、ゲイらしい人間関係とライフスタイルを目指していたのに」。
 以上の2つの話を並べられて、さて、読者諸氏はどんな態度を取りたくなったでしょうか。あくまでも、作品を読む・書く態度として、です。
 私の模範解答――「もしかすると例の上院議員は自分なりに、『ゲイらしい人間関係とライフスタイル』を実践していたのかもしれない」。
 これはどう見ても、立派な態度ではありません。「この非国民め!」と罵られても仕方なさそうです。が、作品を読む・書く態度とは、こうしたものであるべきだと私は考えます。
 
 「セクシュアリティ」という言葉が使われる世界では、立派な態度が求められます。立派な態度とはたとえば、「恋愛結婚のヘテロカップルの真似事>>>>公衆トイレで行きずりの男を漁るゲイヘイトの政治家」というヒエラルキーを受け入れることです。
 このヒエラルキーは、善悪でいえば圧倒的に正しいのです。しかし作品とは、善に奉仕するものではありません。
 善に奉仕し、立派な態度を人に求める――そんな世界の概念を、そのまま作品を読む・書くときに持ち込めば、「窃盗犯が罰されないから『ルパン三世』はダメ」ということになります。
 読むときであれば、まだ害は少なくてすみます。前記のダメ論を心の底から奉じながら『ルパン三世』を楽しく読む、という二重思考をする人は、おそらく、たくさんいます。しかし書くときにこの二重思考をするのは、ずいぶんな離れ業でしょう。
 では、立派な態度が求められる世界の概念は、作品を読む・書くときにはすべてシャットアウトしなければならないのか? まさか。ダメなのは、そのまま持ち込むことです。持ち込むときには、ある魔法をかけてやらなければなりません。
 多くの既成ジャンルでは、作者が自分でこの魔法をかける必要はありません。すでに先人がかけてくれているからです。しかし百合ではまだ当分、作者が魔法を使えるべきです。
 その魔法とは、どんなものか。それは、今後の連載を通じて解き明かしてゆきたいと思います。
 
 次回のテーマは「年の差」です。なお『紅茶ボタン』『完全人型』もよろしくお願い申し上げます。

Posted by hajime at 00:27 | Comments (0)

2013年02月02日

今月の俺Twitter

タイヤはいままでずっとパナのデュロとミシュランのPRO2・PRO3だったので、たまには気分を変えてビットリアのルビノプロスリックにしてみた。3年もののPRO3よりは圧倒的にいいねえ…<当たり前



シューグーってなんであんなに高いの…


浜の真砂が実際いくつくらいあるのか計算した人がいるはずだと思ってぐぐったら、見つからない。誰かやってよ。ちなみに「星の数ほど」は肉眼では全天で9000くらいが限界らしい。


映画の『バーティカル・リミット』をテレビで見た。「雪山にニトロを持ち込んで次々と爆死」ってコンセプトを考えた奴はすごい。


「ちょっとした勇気の問題」 http://wired.jp/2013/02/01/the-simple-complex/ 「ちょっと」? ストラップホールのない携帯電話やDAPを発売するよりも、全面核戦争のボタンをぽちっとやるほうがずっと簡単。それが人間という生き物。行動経済学で調べてそう。


小さなカイゼン=群盲象を撫でる。ストラップホールとかね。



今調べたら片岡鉄兵ってもう著作権切れてる http://news.goo.ne.jp/article/r25/bizskills/r25-20130201-00028117.html あの目からビームな百合短編(たしか少女の友掲載)を皆様にご紹介したいものです。戦前の少女雑誌掲載の単行本未収録な百合作品って山ほどある。西條八十が2020年、吉屋信子が2023年なので、それくらいまでお待ちください。


よく考えたら、電動コンポってブレーキレバーにスイッチがついてる必然性がない。ブレーキレバーは変速機能なしにして、下ハンと上ハンにそれぞれサテライトスイッチつけたほうがよくない?


Velocity A23 O/Cは固定ローラー上では大してよくない。リムの継ぎ目でガタゴトいうし。リアはカーボンクリンチャーが理想だねえ… off-centerなリムがまだ売ってないけど。リアはブレーキの熱が大したことないので、アルミにする理由がなにもない。


OGKの超薄手って軽くて感触もいいんだけど、マッハで表面が剥げて汚くなる… 私の使ってるパーツのなかでは一番の超軽量&決戦パーツ。


MAVIC COSMIC CARBONEってMAVIC本社(フランス)ではやっぱり「マヴィコズミカルボネ」って発音してるのかねえ。


15分251W。いい感じ。雪の日の寒さを利用して60分245Wを目指す。


体脂肪が多い=暑い=cardiovascular drift大 http://www.ingentaconnect.com/content/aahperd/rqes/2005/00000076/00000003/art00004 そしてcardiovascular driftはVO2maxの低下を示唆する http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00421-006-0249-y?LI=true つまり、体脂肪が多い&体重が重いと、10分単位でタレる。暑いときほど顕著。しかしカロリー消費と違って、休んで空冷する(=深部体温が下がる)と復活する可能性が大。


映画の『プラトーン』を最初のほうだけ見たら、昔聞いた評判とは全然違って、のどかな映画だった。米兵がほとんど時代劇の悪役。「まともな人間なら誰だって虐殺のひとつもおっ始めるわ」という説得力が全然ない。ベトナム人役がろくに演技してないのも不愉快。


当時のアメリカには、「いつ自分の息子が虐殺のひとつやふたつ、やらかしてもおかしくない」という緊張感がなかったのかねえ。1986年? レバノン、グレナダ、リビアでドンパチやってた時代だよねえ。なのに、こんな映画が「真実のベトナム戦争」なんて言われてた社会そのものがまさに『プラトーン』のテーマという皮肉。


ZIPPのVukaSprintがちょっと欲しくなった。外-外40cmがあってエアロ。31.8mmのエアロステムが出たら考えるか… ステムの前じゃなくて後ろがエアロな奴。前を「流線型」にして後ろがテキトーな偽エアロは全部死ね。ドラッグは後ろで起きてるんだよ!


最近の偽エアロといえば、フォークの後ろにブレーキがある奴! 成形の手間をかけずにエアロっぽくしたいだけのマーケティング根性が見え見えで吐き気がする。Cervelo S5みたいにするのが正解。どっちにしろあんまり効かないけど。効くのはフォークの薄さと断面形状とタービュレイターくらい。


あとステムの後ろをどうにかするのも効く。LOOKのあれみたいに。


HRR 64。いける。


まるであかんかった。15分243Wで脱落。終わって体重計に乗ってみたら昨日より500gも軽い。脱水してたらしい。


パルスオキシメーターみたいに非侵襲的に循環血漿量を測定できる装置って発明されないかねえ。


「天気予報は科学なのに責任に対する心理に支配され歪んでいる」 http://togetter.com/li/451729 しょっちゅう天気予報をウォッチしてると感じるんだけど、予報にはヒステリシスがある。8時発表の予報値→10時発表の予報値→12時発表の予報値→14時発表の予報値が単調増加 or 減少になるパターンばかり。一方向に大きく動いてから、逆方向に小さな修正が入る、という挙動をめったに見ない。


私の知るかぎり、一番頼れる天気予報はこれ http://www.jma.go.jp/jp/radame/index.html?areaCode=206 気温も出してくれりゃ言うことないんだけど。


フィギュアスケートの試合中継を見てると、ペアの解説者の若松詩子の声があまりにも若くてシャープで毎回びびる。まるで声優。


確かに昔のファミレスって輝いてた http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130208-00001634-davinci-ent 外食のデフレっぷりには震え上がる。インフレ社会にしていこうよ。とりあえずデジタルコンテンツを時間経過につれて値上げするところから。


四大陸フィギュアの女子SPがすごかった。最終グループが全員輝いてた。


どうも最近PowerTapの出力値がおかしいと思って、「Auto Zeroがおかしいのかなー、マニュアルにはなんにも書いてなかったからAutoで問題なさそうだけど」と思ってManual Zeroしてみたら、オフセット値が100→506になった。オイ! マニュアルに書いてよ!


遠隔操作の犯人が案外若かった。言葉づかいからいって40過ぎかと思ってた。外見は40過ぎなんだけど。


Velocity A23 O/Cを外で乗った。違い(OpenPro比)はよくわからない。縦に柔らかい…ような気がする。低速で踏んだ時によく進む…ような気がする。持って軽いのは確か。スポークを細くしたし、リムも少し軽いので、50gくらい違うはず。


長袖でバックポケット付きのスキンスーツなら買うんだけど http://gigazine.net/news/20130210-amisports-wf2013w/ 自分で作るか…


私の予想では、最適な位置にバックポケットをつけて物を詰めたほうが空気抵抗は少なくなる。カムテール理論。背中はちょうどいい感じに丸いので、素のままだとウエスト付近で盛大に境界層が剥離するはず。


タービュレイターもつけるとさらに倍率ドン。近未来のスキンスーツの胴体は、横にピチピチ、縦にダブダブ皺々になるかも。そうなったらダブダブの服をBANするかい?>UCI


アンディ・シュレックのTT時の空気抵抗が大きいのは、背中の形状の微妙な綾なんだろうなーと予想している。


グロムイコって、ゴルバチョフを書記長に推薦したときに「この人物は鉄の歯を持っている」と言ったって話がある http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-130211X069.html よくよく歯に縁のある人。


北の核実験は3度目も不完全か。いつかは成功させるんだろうけど、70年近く前に一発で成功させたアメリカ… 恐ろしい子!


誰か軽量スキュアーのカムの性能や弾性や引張強さを調べてくれないかねえ http://www.bikeradar.com/gear/article/angryasian-death-to-crappy-quick-release-skewers-36417/ ちなみに私はもうすぐスポークの綾あり・なしでの横剛性を調べる予定です。


最良のチェーン潤滑法は、パラフィンワックス(蝋)を温めて溶かしたのに漬けること http://velonews.competitor.com/2013/02/bikes-and-tech/technical-faq/technical-faq-wax-chain-lube-really-what-now_274534 損失が少なくて汚れにくいとのこと。雨には弱いとも。


道具はこんなんらしい http://www.instructables.com/id/Lubricating-a-Bicycle-Chain-using-Paraffin/ ワックスウォーマーは脱毛に使うものらしい。20ドルちょい。例によって例のごとく国内には相当品がほとんどなくて高い。日本のコスメ業界はデフレ対策ばっちり。日焼け止めもクソ高いし。他の業界はもっと見習うべきだわ。


パラフィンワックス溶融法は1970年代にはメジャーだったらしい。ガマの油でぼろ儲けしたい油屋が潰した?


チェーンの寿命はリンク内部への汚れの侵入で決まる http://www.slowtwitch.com/mainheadings/techctr/maintenance/chain.html 新品時にワックスをかけて、あとは中性洗剤で洗ってワックスをかける、くらいでいくか。


レスリングは西欧ではマイナーだけど米露ではメジャーだから、これから巻き返せる気が http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/02/post-529.php すると負けるのは近代五種… 近代五種をいったん除外するが、なんだかんだで理屈をつけて救って終わり、という展開を予想。そしてこの展開を狙って近代五種 vs レスリングの二択になったのだと予想。


冬季オリンピックは相当ゆるそうなので、夏季から除外された室内競技は冬季に移すってのはどうだろう。かわりにバブル崩壊から立ち直れないと噂のモーグルを除外。


「10人に一人」はちょっと盛りすぎな気が http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/13/news084.html


SQLのクエリを文字列操作で作る文化や、パスワードを平文で保存する文化が滅びますように。UNIX風の「文字列」というデータ型が滅びますように。だがどれも核兵器廃絶よりも見込みがない。


私が生きているあいだには、悪しきUNIX文化が絶える日は来ないんだと思うと悲しくなる。


「壊れた人がまたぞろ暴れました」ってだけの日常茶飯事が、巨大隕石の落下のようにレアなものとしてショーアップされるのは、どういう錯覚なんだろう。「犬が人に噛みついてもニュースにならない」ってのは嘘だね。壊れた人は世界中で週間ペースで暴れてるのに、相変わらず毎度毎度ニュースになってる。


http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130218003&n_gadget=0000 大股に歩くのはランニングエコノミーが悪い? 言われてみるとそんな気もする。


毎度のことながら、VisualStudioとEclipseとXcodeと各種ブラウザを行き来していると物狂おしくなる。


AndroidのSDKはいったいAntまわりを何度変えれば気が済むのか。


Android 2.xのブラウザはruby要素が猛烈に崩れて表示される。ガン無視でもなく、正しく表示するでもなく、崩れるとはさすがクソAndroid! 現代に蘇ったNetscape!


iOS 4.2あたりでも崩れるらしいけれど、このへんは全機種4.3にアップデート可能なはず。


一瞬流行った糞プラットフォームといえば、Firefoxはもうじき死にそうなので、めでたしめでたし。Androidもさっさと死んでください。傾きはじめるまであと5年はかかるだろうけど、必ず傾く。


昔のFirefoxは「速い速い」と売り込んでたけど、明らかにベンチマーク番長で、実際使うと感触最悪だった。WebKit系は現実に速い。


ジョージ・L・モッセ『英霊』の第8章が、一言一句の隅々に至るまで泣ける。全人類に読ませたい。あとで引用する。


喫煙可能な飲食店などの濃度は北京と同レベル http://www.asahi.com/tech_science/update/0223/TKY201302230036.html むしろ北京にびびる。


Velocityのリムは柔らかいとは聞いてたけど、A23 O/Cの測定結果はショッキング。OpenProに比べて幅広なので横剛性が出しやすく、アイレットがないので軽量化しやすく、おまけにoff-centerなのに、OpenProより10g軽いだけで横剛性が少し高いだけってどういうこと?


完組ホイールメーカーは横剛性を発表してくれないかねえ。空力なんぞに比べて検証しやすいし、体感との直結度も空力より上。多少の重量差よりも体感しやすい。なにをどう測っているのかもわかりやすい。空力はそろそろ意味不明な領域に入ってる。だいたいムービングベルト使ってないでしょ?


「失敗する可能性があれば、必ず失敗する」。マーフィーの法則! というわけで、もしマーフィーが出なければ、新作は来週水曜日あたりから配信開始です。


ルビの行間がおかしいのに悩んでいたら、犯人はフォントのメイリオだった。IEのruby要素はMSPゴシックのメトリクスを決め打ちしていて、メイリオを指定するとむちゃくちゃになる。


ブラウザを判別してChromeとIEを分けるしかない。メイリオのメトリクスを設計した奴は死ね。

Posted by hajime at 14:22 | Comments (0)